2013年04月25日

ラウンド・アバウト

ラウンドアバウトというのを御存知でしょうか?
そうです、プログレの代表格・イエスの名曲ですよねー。あのベースの旋律が堪らないんですよ。あの曲はベースが最も肝(と個人的には思う)

おっとと、話はイエスのことではありません。
ラウンドアバウトが日本にも採用されることになり、ラウンドアバウトの認知度ってどれくらいなのだろう?と思い、キーを叩いております。

そもそもラウンドアバウトとはどういうもの?漢字文にすれば「無信号円形交差点」と言ったところでしょうか。日本では馴染のない円形交差点を画像で見ると

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日本であれば画像の様な交差点では真ん中の島状のものはなく、信号が四方に設置されることで円滑な交通を促しています。ですが、欧州ではラウンドアバウトも信号式も主流でありどちらにもメリット・デメリットがあるわけですね。

ラウンドアバウトで最も有名なのはパリ・凱旋門ではないでしょうか。旅番組でも度々(シャレではない)紹介される、8方からゴチャゴチャにクルマが入り乱れる様を見ると、しょっちゅう交通事故が起きるんじゃないかと思いますが意外に事故は起きていません。
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ここいらで昔からラウンドアバウトを採用しているのは国立駅前ロータリー。歩行者用信号もあるしロータリーですから交差点ではありませんがイメージ的にはあんな感じ。つい最近、国内で初のラウンドアバウトが出来ました。長野県・飯田市東和町交差点で新聞にも取り上げられましたね。http://www.city.iida.lg.jp/iidasypher/www/info/detail.jsp?id=9901

ラウンドアバウトのメリットを挙げると
・信号を設置する必要が無く予算を削減できる。
・信号がいらないから、電気が通っていない地域でも作れる。
・大震災のときのように計画停電が起きても問題ない。
・交差点をまっすぐ突っ切るにも徐行しながら半円状に進まないといけないから重大事故が確実に減る。
・どの方角も一定の速度で進入するので渋滞が起きにくい。

これだけメリットを挙げれば、良い事づくめな気がしますがそんな上手い話はありません。当然、デメリットもあります。
・歩行者と自転車の安全面は信号式に分がある。
・ラウンドアバウトに馴れるまで時間はかなりかかる。
・交差点自体の面積は信号式よりも大きくなる
・大形車(トレーラーなど)には通行が厳しい。

ではラウンドアバウトをどんな風に通行すればいいのか画像で御覧下さい。

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通行イメージを掴んで頂けましたか?
やはり馴れるまでには接触事故はある程度避けられないでしょう。
首都高の合流よりもシビアなものが要求されそうですが絶対的なスピード領域が違いますから皆が皆、気を遣いながら走行すれば、信号で待つ事のストレスと引き換えにすれば非常に良いシステムだと思います。徐行程度とはいえクルマは進んでいるのですからアイドリングで無駄なガソリンを使わないし(最近の主流はエコアイドリングですけど)、交差点の進入から突破まで回りを意識しながら運転しなければいけませんから、メールを打ちながらとかメイクしながら運転なんていう大馬鹿もいなくなります。信号無視で迷惑な暴走族も、そもそも信号が無いんですからそんなに迷惑ではなくなります(爆音は迷惑だけどね)

では歩行者はどうすればいいのでしょう?
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↑画像のようなラウンドアバウトであれば、よほどの大バカでない限り横断歩道に気をつけて進みますから大丈夫でしょう。中には横断歩道を地下道にするというパターンもあるみたいです。確かに歩行者の安全は確実に守られますが階段の昇り降りがキツイ方には酷な話。

ラウンドアバウト中央の島部分は空き地になりますが、ここに宣伝スペースを設ければ税収も期待できます。まぁでも、反対側のクルマが見えない程巨大な看板ってワケにはいきませんから、高さ80cmくらいで横長のモニュメント的なものならそれほど景観も損ねないんじゃないでしょうか。

本来なら予算が無く信号を立てる事ができない地方よりは実のところ都心部のほうがラウンドアバウト向きな気がします。信号の待ち時間の長さと圧倒的な通行車の多さが引き起こす都心部の慢性的な渋滞には極めて有効ではないでしょうか。それとこれから本格的な復興が始まる被災地にも◎。信号を立てる必要がない=電柱・電線をそこまで引っ張ってくる必要がないワケですから信号アリの交差点をつくるより圧倒的に安く早く交差点が作れるはず。しかし、そこには復興予算を巡っていろんな利権が絡みついてくるでしょうからラウンドアバウトが全国的に普及する事はないでしょうね。悲しいけどこれが日本の現実です。

2013年04月21日

ノラ・ボーンズ

あきる野では数少ない名産品で「のら坊」というものがあります。知らない人の為にザックリと説明すると、菜の花の仲間みたいな感じで実際に味も菜の花に近いのです。んで、調理法としては菜の花と同じ調理法が適応できるんですが、作り手側の意見としては正直なところ菜の花ほど美味しくなりません。

菜の花との決定的な違いは茎の堅さでしょうか。なので、おひたしにしようと茹でると菜の花だと少し茹でるだけでいいものがかなり時間をかけて茹でる事になります。すると葉はグチャグチャになってしまう。なのでのら坊にはのら坊のアプローチで料理を考えないといけません。そんな事を踏まえてイタリア風に作ってみたものをご紹介。

まずは葉の柔らかさと茎の硬さから、別々に茹でるようにしないといけません。なので葉と茎を別々に分けていきます。


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茹でる時は塩を入れて。海水よりやや薄いくらいの強めの塩濃度にします。茎は硬いので長めに茹でる。食べてみて「ちと柔らかいかな?」と思うくらいのとこで湯から取り出し、氷水で瞬間に冷やします。冷やす時もただ氷水に入れるだけでなくかき混ぜて短時間で冷やします。長い時間水につけると断面から旨味が水に逃げてしまうからです。
葉は生でも食べれるし(苦いけど)柔らかいので大きめのザルに熱湯をかけるくらいのもんで大丈夫。ホウレン草のようにギュッと絞りたくなりますが、うちわ等で風を吹かせて冷やします。できれば画像の様なサラダ・スピンナーで熱を逃がしたいです。サラダ・スピンナーはサラダだけでなく水きりの万能道具です。持っといて損はありません。

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茎と葉を冷やしたらまずは大きめのボウルに茎を入れる。そこに唐辛子とニンニクで香りだししたサラダ油を熱い状態のままかける。それを混ぜ合わせた後に葉を入れて同様に混ぜていく。この状態のままでも「のら坊のニンニク風味サラダ」的に美味しいのですが、それだけでイタリア風というには説得力に欠けます。そこでバジルペーストを混ぜ合わせます。ここまでの段階で一度も塩などの調味料で味付けをしなかったのは、ここで濃い味のペーストを混ぜるから。

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画像全てが緑色で違いがあんまり出ませんが(カメラテクが無い…)これで完成。前菜で食べる場合は出す直前にパルメザンチーズ(粉チーズ)とオリーブ油(できればEXバージン)をかけて。酒のおつまみとしても良し。ピッツァにたんまりとのせて(トマトソースなどはかけず)焼きあげれば「ピッツァ・ノラヴォーゼ」の出来あがり。これは去年、常連さんに裏メニューで出したところ非常〜〜に喜んで頂けました。「B級グルメに出せんじゃん」なんて言われもしましたが……。
一応、裏メニュー扱いですので常に出せる訳ではないことをご承知くださいませ。

posted by 41 at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 料理あれこれ

2013年04月14日

ひまわりプロジェクト参加に伴う臨時休業

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前回のブログにてお知らせした、ランチタイム臨時休業の日取りですが以下の通りになります。

4月 21日(日)

5月 11日(土)
   12日(日)

6月 15日(土)
   16日(日)

7月 15日(祝)
   27日(土)

8月 31日(土)

9月  1日(日)
   14日(土)
   15日(日)
   28日(土)

10月 13日(日)



ご迷惑をおかけしますが、理解の程をよろしくお願いします。
posted by 41 at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 最新情報

2013年04月11日

ひまわりプロジェクトvol.3 いよいよです!

今度の日曜日に「ひまわりプロジェクトvol3」がスタートします!
まずは説明会となりますが、場所はあきる野市民公民館2F。

まだまだ参加者は大!大!大募集!!
基本的に参加料金は無料ですし、作業参加も自由です。
作業は月に1回で、土・日の午前9時〜12時に行いますが、用事がある場合は途中であがっても構いませんし、今月は出れるけど来月はチョット…て感じの参加でも全然OK!


このプロジェクトはボクも主催側として参加しています。

……てことは、プロジェクトの作業日はクアラントゥーノの営業どうすんの?と。

スイマセン……
プロジェクトがある週の土・日だけはランチ営業を臨時休業させて頂きますのでご了承ください。
後日、当ブログにて臨時休業を頂く週日取りをお知らせします。
日曜日は元々が通し営業なので、午後1時からの営業予定です。

土日の昼時に御来店予定の方は、お手数ですが店に電話連絡をください。
申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

posted by 41 at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 最新情報

2013年04月07日

A BATHING APEリル フール

ここんとこヒッジョーにバタバタしておりまして久々のブログ更新でございます。

実は4月1日から五日までキャンペーンをしてました。

題して「クアラントゥーノ祝・4周年フェア」
大したタイトルでもないが……

どんなフェアだったのかといいますと、1000円のスパゲッティ・ピッツァが401円で食べられる!と驚き・桃の木・さんしょの木・ブリキにタヌキに洗濯機(ネタ分かるかな…)な内容。

知らなかった方もいらっしゃると思いますが今回は新聞折り込みでチラシを打ったのです。あきる野近辺の毎日・朝日新聞で折り込んだので。

そして4周年てことで素晴らしいお花を頂きました。


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当店自慢のエマニエル夫人椅子(と似たタイプ)に飾らせて頂きました。
しかしよ〜く目をこらして画像を見ると差出人の名前がありませんね……一体、どなたから頂いたのか……

実はコレ、自分で注文したのです!
つまり……自作自演であります(笑)
そしてウチの内情に詳しい方なら気付いている人もいるかもしれません……
4周年なんてのも嘘っぱちでございます!だって、元旦から開業したんだから4周年から3カ月も過ぎてますよ(笑)
4月1日は嘘をついてもいい日のエイプリルフール……
そこに今回の企画を持ってきました。
いやでも、フェアはちゃんとやりましたよ。
4周年が正確な4周年でなくて、41にかけて4月1日に始めたってだけです。

4月1日から4日間は401円(通常1000円)で食べられるという、とことん4と41にこだわったフェアだったのでした。

そして自作自演までしてフェアを開催したワタクシを不憫に想ってか、新聞折り込みをしてくれた「毎日新聞あきる野販売所」の所長からお花を頂きました。所長はワタクシの同級生。

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エマニエル椅子のお花とコチラのお花の製作は、お隣さんの
「ジョイフラワー」
さん。


ほんで、共に活動をしている青年団メンバーもワタクシを気遣ってくれてお花を頂いちゃいました。

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こちらの製作は福生赤線街入り口にある、青年団メンバーの「PrimRose」さん。http://www.primrose-fussa.com/

頂いたお花はどちらも黄色割合が高いですね。黄チガイのワタクシ向けに注文してくれたのでしょう、ありがとうございます。

来年は5周年で501円でやりますかね。
ほんで10周年には1010円……って値上げじゃねーか!
posted by 41 at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ぼやき