今回は写真部門。
金賞
「ひまわり娘」
個人のプライバシーもあるので画像データを縮小していますが写真の娘、ひまわりに負けないくらい物凄く良い笑顔なんです。ジャンピングダブルピースも「ひまわり娘」のイメージにピッタリ。審査員の先生はひひまわり娘の笑顔に一目惚れで即、金賞になりました。背景のひまわり畑は東大和団地にあるひまわり畑だそうです。展示会開催期間中にひまわりちゃん(モデルの娘)が3回も足を運んでくれましたが正に題名通りの元気一杯の娘でした。
銀賞
「ひまわりとハートムーン」
ハートに見えるのは実際の月です。といっても撮影テクを駆使したもので作者の方からやり方を聞きましたが、、シャッタースピードを遅くしてカメラをハートの一筆書きのように動かしシャッターを切るそうです。言葉で説明すると簡単ですが実際に上手く形作るのは大変難しいと審査員の先生も感心してました。100枚近くトライしてのベストが今回の作品だそうで作品に対する情熱がヒシヒシと伝わってきます。
銀賞
「花いっぱいの幸せ」
写真一杯のひまわりは普通ですがこの作品は右下に女性が映っているのがポイントで、しかも花に囲まれて幸せな表情が素晴らしいです。これも現物を見ないと表情が伝わらないのが無念。山梨県にある観光スポットのひまわり畑とのこと。
アイデア賞
「ひまわりと夏休み」
最近はスマホのアプリなどで簡単にコマ割り写真が作れますが、FBとかに投稿されているのを見ると大体が飲み会やイベントの貼り合わせですね。この作品は1コマそれぞれにストーリーが感じられます。色んな作品を見るとひまわりと共に映っている人は例外なくニコニコ♫それだけひまわりという花の持つ幸せパワーが凄いんでしょう。
入賞
どちらも構図が面白い作品ですね。タイトルから連想できるストーリーも色々と想像が膨らみます。
これで両部門の入選作品のご紹介が終わりました。実はこの展示会を開催している時期と同じ期間にあきる野ルピアで西多摩写真展が開かれていました。ワタシも覗いてみたんですが相当にレベルが高くてコンパクト一眼などでは太刀打ちできないような作品ばかり。これはこれで素晴らしいですが「素人お断り」オーラが出てしまって、アマチュアが楽しく撮る・描くとは正反対な感じです。我々のは自由な発想で門戸を大きく開くというのが審査員の先生からの要望でした。洗練を極めた寿司も美味しいけど自由な発想でトッピングしたTKG(卵かけご飯)も美味しい。料理人的考えだとそんなとこでしょうか。
来年も開催する予定なので興味をもたれた方は今からイメージを練り上げてみましょう。特別な機材も腕前も必要ありません。まずは自分が楽しんで描く・撮ることが一番ですから。プロの作品は素晴らしいけど職人肌のワタシなんかだとその作品からベストを作り上げるまでの工程を想像しちゃうんですよね。まぁ只のヒネクレ者なのかもしれませんが……。