2010年11月14日

ボン・ジョレ

秋も深まり日本特有のバカ騒ぎが近づいてきました
来週の木曜日はボージョレ・ヌーヴォーの解禁日
年に1度の、世界中から失笑される日本だけのイベント
今年も芸能人担ぎ出して、恥を晒すんでしょうね

日本では言いやすいからなのか、「ボージョレ」でなく
「ボジョレー」と浸透してます
まぁ、これは大した問題ではないですね
英語圏の人が「ふじさん」を「フジヤマ」というようなモンです

ボージョレ・ヌーヴォーの品名構成としては
「ボージョレ」は地名「ヌーヴォー」は新酒という意味です

ボージョレ地方というのは、ワインの産地で有名なブルゴーニュの中にあります
つまりボージョレ地方の新酒なワケですね

日本ではヌーヴォーばかりが取り上げられるのですが
ちゃんと普通のワインも作っています
と言っても熟成2年くらいの、早熟ワインが主力ですが

9月から10月にかけて、ぶどうの収穫が始まり
樽詰めして、1カ月足らずの物を豊作を祈って
ワイン祭りで捧げられる
それが本来の解禁日の意味なのです
1960年台半ばに、イギリス人が誰が1番早く解禁日に
ロンドンに運び込むか、というゲームをやりだして
それが元で世界中にボージョレ・ヌーヴォーの解禁日が変な形で伝わり
今に至るワケです

日本でいえば、奉納祭みたいなモノが何を勘違いしたのか
解禁日に飲むのがオサレだと、イベントの主旨自体変わってしまったという
更にはジョルジュだかジョジョだかいうオッサンが毎年
「50年に1度の最高傑作」「ここ数年、類を見ない出来栄え」
なんて適当なことブチかますから、マスコミも記事ネタにする為
バカ騒ぎして煽りたてるんですよね
ちなみにボジョレー・ヌーヴォーの全生産量輸出比率は
日本だけで半分以上らしいです

そもそも大して美味しくないですよね
ボクはソムリエの資格もないし、酒もそんなに飲まないから
ワインの味が分かるワケではないけど
お世辞にも美味しいとはいえない
イオンなんかはペットボトルで出したりして
安値でだしてるけど、業務用のボジョレーは意外と高いんです
その分、一般入手は出来ない1品というプレミアは付くけど
商売をしている以上、原価のまま売りだすワケにもいかず
儲けはほとんどないけど、最低1本2500円で売らないといけない
業者にも「頼むから買ってくれ」と泣きつかれるので
買うとなると最低1ケース(12本)
さらにボジョレー騒ぎは1週間で沈静化するので
売りきるのも非常に困難な商品なんですね

ホントはやりたくないけど、問い合わせを受けたので
仕方なく入荷するけど、問い合わせた人が絶対に来る保証もない
酒屋さんも毎年ボジョレーには、頭を痛めてるようです
酒屋さんも輸入元と付き合いがあったりするので
無理矢理買わされてるのが実情だったりします
正に現代日本経済の縮図ですね

味のランクを文面で伝えるのは難しいけど
少なくとも、ウチで1500円で出してるハウスワインの方が
よっぽど美味しい
極論でいえば、ウチに「コンコードグレープ」という
美味しいぶどうジュースがあるけど(スーパーで1L・400円くらい)
これに焼酎入れて飲む方が、よっぽど美味しいですよ
味の好みは人それぞれだから、何とも言えないけど

バカ騒ぎする、もう一つの要因は日本特有の
「初モノ好き」にもあるんじゃないでしょうか
初カツオなんか、いい例ですね

キャバクラ(ホストクラブ)で同じ料金なのに
「今日が初出勤なんです」なコに、大した盛り上がりもなくカネ払うのと
ベテランで会話も弾んで楽しい一時をすごしてカネ払うんだったら
そりゃ後者でしょう(初々しいのがソソるって人もいるでしょうが)
ん?これ下ネタにならないよね?

分かりやすくクルマで例えましょう
同じ金額で買うとして
デビューしたてのモデルを買うのと
色々なマイナートラブルに対応して、マシンとしての
総合性能が上がるデビュー2.3年後のモデル
アナタはどっち?
余計分かりずらいかな?
posted by 41 at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 料理あれこれ
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