2013年09月12日

シアワセのカタチ

2020東京オリンピックが決まり早くも浮かれモードに突入の日本ですが、つい最近発表された「世界幸福度ランキング」では156ケ国中43位でした。適当な計算で10段階評価すれば我が国は8と7の間くらいですかね。ではベスト10に入る国はどこなのかといいますと

1位 デンマーク
2位 ノルウェー
3位 スイス
4位 オランダ
5位 スエーデン
6位 カナダ
7位 フィンランド
8位 オーストリア
9位 アイスランド
10位 オーストラリア


地理に詳しい人なら一目瞭然ですが、北欧など寒い国の殆どがベストテン入りしています。これらの国は冬などは太陽を一切見る事が無い、にも関わらず陽光が一年中降り注ぎ陽気な国民気質な国を堂々抑えてのランキング入り。四季折々を楽しむ日本からすると年中寒いというだけでシンドイ気がするけど気候が幸せの尺度ではないことがハッキリします。

さらに言えば、食材が豊富なワケでもなく年がら年中同じものを食べていたりする。日本ほど食材が豊富な国は他に無いと言いきれますがそれでも43位なのは美味しいものを食べる事が幸せ感の要因としてはそれほど強くは無いとも言えます。

美味しいものを食べれば確かに幸せですが、全ての美味しいものが常に手の届く価格ではありません。基本的に美味しいものは高価であり高価なものを買う(食う)には高収入であることが絶対条件。まれに美食貧乏な方もいますけどね(美食にだけカネをかける)。そして高収入になるには低収入の人間を据え置かない限りピラミッドとして成立しません。ここに格差が生じてくるのですが格差は一部の人間の欲が具現化されたものであり幸せの定義を覆さない限りは永遠に続くのです。

ベスト10入りしている国にある程度共通しているのが格差が少ない事。日本も先進国の中では格差が小さいと言われていますが前述した国には遠く及ばない。これらの国では「人間を大事にする」ことがモットーであり、主な先進国では実現不可能なスローガンを実現させていることで国民全体の幸福度が高いといえます。消費税が20%以上でも確実に福祉に生かしているし軽減税率も適用されているから不公平感はないのです。ちなみにスウェーデンは消費税が25%と世界で最も消費税が高い国ですが税収全体の22.4%で対する日本は5%なのに税収全体の21.9%を占めているのです。さらにガソリンや車の2重税や様々な税金を加えれば、これほど税金の高い国はありませんよ。いくら経済大国でもそりゃ幸福度も7と8の間になりますよ。むしろ想像より上位なほどです。

それとベストテン入り国で興味深いのが自転車先進国でもあることです。自転車専用レーンは言わずもがな歩行者にも配慮した生活空間は日本とは正反対。日本も最近は「自転車は車道を走りましょう」とか言ってますけど主な移動手段を自転車にしているワタシからすれば車道を自転車で走る事ほど怖いものはありませんよ。

これから7年かけてオリンピック施設やらインフラ整備で盛り上がるんでしょうけど限られた予算をオリンピックに向けたら大震災復興は確実にギアを落とすことになりますよね。オリンピックは7年後と期限が決まっているからそこに重点せざるをえないけど復興には期限が設けられてませんもんね。7年後にオリンピックを開催して翌年の2021年の世界幸福度ランキングはどこまで上がっているんでしょうかねぇ?前々回に北京オリンピックを開催(強行?)した、今や実質世界一の経済大国である中国は93位でございました。

2010年にある中国の20歳・女性が「自転車に乗って笑っているよりも、BMWに乗って泣いている方がいい」と発言したそうですがこれからの日本を担っていく平成生まれ世代はどう思ってるのでしょう…
ボクは自転車で笑っていたいですね。クルマは散々やったのもあるけど(笑)




posted by 41 at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ぼやき
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