2014年01月26日

街から本屋さんが消える……

通勤途中にある地元の本屋さん(&CD・DVDレンタル)が今日をもって閉店となる。毎週、少年ジャンプとヤンマガにコミックスは必ずココで買うようにしてたのもあって無念である。

ネットの普及により漫画も電子版へ着々と移行している。これは音楽や映画などにも言えることだが部屋にいて希望のものが手に入るのだからいたし方ないでしょう。

でも本当に本なり音楽なり映画なり大好きな人はネットで入手しようとはしない。それは売り場に足を運んで「アレもいいなぁコレもいいなぁ」と迷っている時間が一つの娯楽でもあるのだ。そして買ったら買ったで家まで待ち切れずに電車で封を開けてしまったり、封を開けず我慢して家に戻り逸る気持ちを抑えながら封を開ける瞬間と一連の行動がエンターテイメントなのだ。

アマゾンやヤフオクなどで購入し指定した日時にモノが届いて、それはそれで待っている時間はワクワクするものだが、やはり自分で足を運び自分の直感で未知の作品を選びその作品がヒットだった時は快感だしダメ作品の時は反省する。当たりが分かっているギャンブルなんて面白くないですよね?それと一緒なんです。

閉店などでよく耳に挟むのは「えぇ閉まっちゃうの残念ねぇ、よく使っていたのに」
こういう事を口にするヤツは大概はそこを使っておらず立ち読み専門でしか使ってないのだ。本屋さんに来る人間は本が好きとか買いたいと思っているのは半分にも満たないのではないだろうか。暇つぶしに立ち読みするのが殆どではないか。
ボクは本屋さんに行き何も買わないときはこう思う。
「タダで読ませてもらってありがとうございます」
本屋さんは公共の図書館ではない、利益を出して運営しなければいけないのだから本屋さんに訪れるみんなが感謝の気持ちを持ってほしい。立ち読みするならめくるページを折るように読むな!読んだものは必ず元あった場所に戻す!読み終わったものをポンと投げるな!
そうして本屋さんが閉まった時には残念がるんだよ、本屋さんに感謝のカケラもないくせに。

街の本屋さんが閉店に追い込まれる要因はもうひとつ…
反感を買ってしまうが言わせてもらう、それは世の主婦たちのせいだ。
ボクは幸いにも開業した店内に600冊ほどの漫画ライブラリを確保できたが、本や漫画が好きなダンナ様方はカミさんに
「もう読まないんだったら捨てるか売るかしなさいよ!邪魔なんだから!」
とイビられるのだ。スペースなんてのは頭を使えばいくらでも作れる。大したカネも掛からずにだ。なんなら収納王子の本を立ち読みしてほしい。本・漫画好きは買ったものは例え読み返すことはなくても手元にコレクションしたいんですよ。週刊誌を何年分も置いとくのはダメだけど本やコミックスを置くのは許してあげてください!
本を買っても邪魔だと怒られるから次第に買わなくなる。でも怒るカミさんだって本屋さんで立ち読みすることで本屋さんの恩恵を受けているはずです。

ちなみにワタシは「この漫画、邪魔だから捨てて」などと言う人とは結婚できません!つまりこの先もワタシは結婚できないということです(泣)
posted by 41 at 14:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ぼやき
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