2014年03月05日

リアル西部警察!?

気づいたら3週間もブログ更新をしてませんでした。
いや、サボってたわけじゃあなくてFBでは裏メニューとかをちょこちょこ更新してるんですよ。

ところで、皆さんは「西部警察」を見てましたか?
ワタシと同世代であれば少年時代にガルウイングのゴールドS130や赤黒ツートンのRSターボに心奪われた人も多いのではないでしょうか。

そんなハチャメチャなパトカーが現実社会にも存在するのです。
スーパーパトカーで有名なのはやはりイタリア警察の「ガヤルド・ポリツィア(ポリスの意)」でしょう。

ガヤルドパトカー.jpg


カラーリングがオサレな感じでパトカーの雰囲気が薄いんですが各国ごとにパトカーのカラーリングは違うようですね。このガヤルド・ポリツィアはイタリア警察が導入したのではなくランボルギーニからの寄贈によるものです。しかし、アノ国は国が導入を決めています。その国とは富の象徴ともいえるドバイ。そんな富豪国ドバイが導入したスーパーパトカーをご紹介。


brabus-police.jpg

ブラバスG63AMG


いきなりスゴイのブッ込んできますがコチラはメルセデスの「G63AMG」ではなくてメルセデス・チューナーのブラバスがG63AMGをベースにコンプリートチューンしたものなのが凄まじい…700psまでチューンアップされた5.5ℓツインターボは、2tを超える巨体にも関わらず0−100kmが5秒を切る俊足。ですが実はこのG63は取り締まりなどには使わないらしいのです。これはドバイを訪れた観光客にドバイのリッチさをアピールする為らしいのです。ぶっちゃけた話、ドバイの広告塔みたいなものですな。以下に紹介するスーパーパトカーも同様の目的とのことです。


657919.jpg

アウディR8 5,2FSI(V10)

ガヤルド・ポリツィアとはほぼ同クラスですが国の予算で買ってますからね……


628x215xdubai-pd-ferrari-ff-628jpgpagespeedicsbxpt4vigh.jpg

フェラーリFF

4シーターですが勿論、犯人を護送することはないようです。


d-mp001.jpg

マクラーレンMP4−12C

速さ的には35Rと同クラス。


-1365913168.jpg

ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700−4

なんだか凄くなってきましたよ、しかしドバイを舐めてはいけません。


628x521xdubai-police-one-77-628jpgpagespeedicp-5qjzkjwy.jpg

アストンマーティン・one−77

これにはビビりました……同じアストンでもV12ヴァンテージやヴァンキッシュと動力性能はそれほど変わりませんが「77」の数字が示すとおりに世界限定77台で1億する77をパトカーにしちゃいました……もはやギャグです。しかし!まだ終わりません!この上を行くのが……
















-1369121425.jpg

ブガッティ・ヴェイロン

もう言葉がありませんね……一応、知らない人の為に説明しますと生産台数は300台とアストン77よりも生産台数は多いんですが販売価格が2億!そんなのパトカーにしちゃうんですからねぇ、平和な国なんですねドバイって……


同じ2億円なら消防車で言えば40m級屈折ハシゴ搭載の最新鋭モデルと変わんないくらいです。日本でも過去に第2世代GT−RやNSX、GTOなど280psクラススポーツカーのパトカーは導入されましたが、今の日本でレクサスLFAやGTRニスモがパトカーとして導入されたら大批判でしょうね…ていうか、そんなパトカーはいてほしくない。それをチギるチューンドカーとなるとタービン交換まで進んだ、800psオーバーのハードチューン35Rしかいないですよ(笑)

2013年10月28日

大乗(だいじょう)ミーティング

日曜日に跳ね馬オーナーのお誘いを頂き「大乗フェラーリミーティング」に行ってきました〜♫
営業は……昼だけブッチしちゃいました。
いや、ボクの言い分を聞いて下さいよ!あきる野の街中では滅多に見る事の無いフェラーリが集結するんですよ!漢(おとこ)なら行くべきでしょう!!

てことでやって来たのは横浜の大磯ロングビーチ駐車場。

いやぁ〜絶景かな。
開始時間より40分ほど遅れて入場した時点で視界に収まりきらないくらいのフェラーリがおりマッスル!


IMG00634.jpg

およそ200台以上はいましたかね。時価総額は10億以上いくでしょうね……


IMG00633.jpg

レストハウスから臨む海……
そして今回のミーティングではジュース類(温・冷)が無料!流石は跳ね馬大集会、太っ腹(?)


IMG00630.jpg

何台かのフェラーリが加速音を響かせるイベントもありました(0−100くらいかな)
何気に一番シビれる音を奏でていたのが意外にも348。社外マフラーのマッチングもありますが普段からキッチリ踏んでいるからではないでしょうか(憶測)


IMG00639.jpg

前回のブログで綴った「ケーニッヒ・ウイング」を付けている348がいました。


IMG00643.jpg
IMG00654.jpg
IMG00655.jpg

今回の一等賞の360モデナ。2色のラッピングに各所にスワロフスキー埋め込み。室内の至る所にもスワロが埋め込まれていました。これからディアブロみたいなドレスアップがモデナにも波及していくのでしょうか。


IMG00640.jpg

珍しい2+2フェラーリの456GT。フロントフェンダーのエア抜き経路をスワロでドレスアップしていました。


IMG00641.jpg

これも猛牛派がよくやるドレスアップですね。猛牛のかわりに跳ね馬がプリント(貼り付け)されています。


IMG00645.jpg

中々見ないカリフォルニア。オーナーさんは女性でした(しかも綺麗な人)


IMG00647.jpg

赤のように見えますがオレンジの360モデナ・スパイダー。オールペンかな?


IMG00646.jpg

技ありラッピングの458イタリア。ボディカラーは黒ですがさり気なくマットブラックとカーボンのラッピングが部分ごとに施されています。さらに白のストライプとイタリアンストライプも全体を引き締めてました。


IMG00651.jpg

6本だしマフラーのマラネロ。ワンオフマフラーでしょうか?もしくはテール部を加工したのかな?


IMG00653.jpg

これまた珍しい2+2のFF。オーナーさんの話を盗み聞きするとベンツSLくらい非常に乗りやすいそうな。


IMG00659.jpg

珍しい色のF355。あずき色メタリックみたいな感じですが純正色です。


IMG00658.jpg

痛車の波は遂にフェラーリにまで!


IMG00648.jpg

フェラーリが主役なのでキング・オブ・スーパーカーのカウンタックも今回は脇の駐車スペース。それでも常に人だかり。ポップアップドアはもちろん上げっぱなしでバックで淹れる際は伝統芸能「カウンタック・リバース」でした。


IMG00650.jpg

マクラーレンMP4−12Cとガヤルド。MP4は斜め上に跳ねあがるスイングアップ・ドア。やはり乗り降りするときのドア上げ下げ時は人だかり。


IMG00657.jpg

ディアブロほど紫が似合う車は無い。かつてジャミロクワイもコスミックガールのPVで乗っていた色。後継車種であるムルシェラゴ、アヴェンタドールにも紫の設定はあります。


IMG00656.jpg

カウンタックやMP4−12Cでさえ脇スペースなのに何故か500(チンクェチェント)はフェラーリと同じ扱い(笑)このチンクにも人だかりが多かったなぁ。


IMG00660.jpg

ポツンと寂しそうに脇スペースに停まっていた964スピードスター。これも結構、希少車なんですけどね。


IMG00661.jpg

お誘い頂いた跳ね馬さんたちと当店駐車場でパチリ。その後、当店の食事でお誘いいただいたお礼を。


そして今回驚いたのが、フェラーリの台数もさることながら360モデナが非常に多くて参加車の1/3はいたんじゃないかな。あと画像を見て「おや?」と思った方がいるかもしれません。そうです、スペチアーレが殆どいなかったんです。フェラーリのスペチアーレ系はいわゆる限定車で288GTO・F40・F50・エンツォフェラーリ。他にはレジェンド系でディーノ・512BB(365BB)・クラシックフェラーリなどが参加しておらず、これにはオトナの裏事情があるようです。ここでは綴るのは自粛しますので真相を知りたい方は店でお話します。








2013年10月24日

ウイングマン(3)

さあさあ、スーパーカー編です。

スーパーカーにはド派手なリアウイング!……なんてイメージがあるかもしれませんが、流麗なシルエットを崩さない為にリアウイングのない車が多かったりします。
その中でも80年代に流行ったのがコチラ。

ケーニッヒウイング.jpg


装着されている車種はテスタロッサですが、これは一世を風靡したスーパーカー系ハードエンジンチューナーであるビリー・ケーニッヒ氏率いる「ケーニッヒ・スペシャルズ」(以下KS)のリアウイング。
KSでは80年代にテスタ・328・348・ディアブロ・ベンツSLなどのスーパーカーをワイドボディにしてエンジンはツインターボでチューニング。テスタなどは80年代にも関わらず1000psなんてトンデモないパワーを叩きだしていて、スーパーカーコレクターでもおいそれと手の出せないシロモノだったのです。画像のリアウイングをKSコンプリートカーに装着しているのをコピー品などで真似しだしたのですが、着けていたのはスーパーカー系よりはヤン車が多かった(笑)学生時代のバイト先でも先輩が20ソアラに着けてましたね。


次にアーチ型巨大ウイング。
これぞスーパーカーと言わんばかりの存在感でして、ボディ幅とウイング幅が同寸法という国産車の後付けなどでは真似できないウイング。そりゃそうですよ、ウイングとボディが一体でトランク無しという前提で無いと出来ません。国産ではZ32がいい線いけてましたかね。リアゲートがボディ幅とほぼ同じで基礎ボディと別離してますから、ゲート全体が持ち上がる構造なんですよね。80スープラやFD3Sはボディ剛性を確保する為、リアウインドウ+αが持ち上がる構造でした。
このアーチ型はバブル真っ只中にフェラーリF40で有名になり、現在のスーパーカーでも採用されています。しかし悲しいかな、ウイングにかかるダウンフォースとしては主流のGTウイングに分があるので、ロードバージョンではアーチ型、サーキットバージョンではGTウイングだったりするんですね。見た目のカッコよさなら断然アーチ型ですかね。
主なアーチ型リアウイングを装備した車↓

f40.jpg
フェラーリF40


Koenig348.jpg
ケーニッヒF48(348ベース)


f50.jpg
フェラーリF50


ケーニッヒ・テスタ.jpg
ケーニッヒ・コンペティション(1000psテスタ)


mc12.jpg
マセラティMC12



続きましてはボディ一デザイン一体型リアウイング。
これはデザイナーさんの感性なのか、派手なウイングを付けたくないという気持ちの表れなのか。一体感はありますが迫力という点ではアーチ型に敵わない。
ボディーデザイン一体型リアウイングの主な車種↓


NSX.jpg
ホンダNSX


959.jpg
ポルシェ959


カレラgt.jpg
ポルシェ・カレラGT


918スパイダー.jpg
ポルシェ・918スパイダー


エヴォーラ.jpg
ロータス・エヴォーラ


xj220.jpg
ジャグワーXJ220



そして最近の圧倒的主流はリアウイング無し。しかしウイングの代わりにアンダーディフューザーを採用するようになりました。もともとはレーシングカーでの空力学でしたが一般公道車でも採用されるようになってきました。リアウイングで車体を路面に押し付けるより、ボディ下面をフラットにして各種ダクトで前部からの空気を整流する方がアドバンテージがあります。しかし完全にウイング無しではなく一定の速度からウイングがせり出してくるようになっています。もともとは964型911が採用していたんですけどね。ちょっと前までは単純にフラップが出てくるデザイン性の無いものでしたが、最新スーパーカーはここらへんにもデザインと性能を両立させたウイングを装着してきました。


アヴェンタドール.jpg
ランボルギーニ・アヴェンタドール


テールランプ上部分全体が持ち上がりバットマンウイングのようです。


ラ・フェラーリ.jpg
ラ・フェラーリ


こちらは持ち上がるのではなく角度が上がる形で普段は水平です。前述したポルシェ918スパイダーも同じタイプ。


p1.jpg
マクラーレンP1


これもテールランプ上部が持ち上がる形ですがウイングがお椀のように中心部がえぐれていて、えぐれ部分に空気を当てる事で大幅なダウンフォースを稼いでるようです。マクラーレンのプレスリリースでは250km時に600kgのダウンフォースが掛るらしくまさにF1直系ともいえる機能パーツ。仮に20kg/mmのスプリングをリアサスに組み込んでいれば超単純計算で600kgのダウンフォースを受けると車高が3cm下がる事になりますね。


スーパーカーは唯一無二の存在でもあるのでリアウイングもその車種にしかないデザインのものが多く見られます。


カウンタック.jpg

キング・オブ・スーパーカーの呼び声も高いカウンタック。このリアウイングはスーパーカーブームの当時はスゲェ!と思ったけど、今見るとどう考えても空力効果が期待できるデザインではありませんね。だって3DGTウイングとデザインが前後反対なんだもん(笑)むしろ浮いちゃうんじゃないかな。でもカウンタックはキングですから速さは二の次。カッコイイから良いんです。


images.jpg

パガーニ・ゾンダ


小型のウイングが左右に付いていてウイングの無い真ん中からはエンジン熱を排出する排気路になっています。このゾンダのサーキットバージョンではやはり1枚羽のGTウイングになっています。2つのウイングそれぞれが角度調整できてメインウイング後端にはガーニーフラップもついていますね。


images.jpg

フェラーリFXX


エンツォ・フェラーリのサーキット・バージョンですがゾンダのような2分割小型ウイングが装着されています。FXXに関してはアップデート版でもGTウイングへの変更はなし。まぁ元々サーキット専用車なので。仮りの話ですが日本の車検ではこのウイングは確実に通りません。だってボディよりもウイングがはみ出てるんだから。


imgres.jpg
フェラーリ599XX


12気筒FRフェラーリ・599GTBフィオラノのサーキットバージョン。ハッチ部分から角の様にニョキッと出ているウイングが確認できるでしょうか。厳密に言えばリアウイングではなくルーフウイングでもなくピラーウイングですかね。(キャビン部の横から見た柱部分をピラーと言う。)
これのアップデート版ともいえる599XX・EVOではピラーウイングは無くなり巨大なリアウイングが装着されました↓

images.jpg



そして最後に今、最も進化したリアウイングは‥‥(個人的に)

ts030.jpg



これは反則技ですがロードバージョンも存在しないプロトタイプ・レーシングカー。ル・マンとかでビュンビュン走っているヤツですが、それのトヨタTS030(LMP1クラス)。通称トリプル・リアウイングでライバルのアウディ側から「あれはレギュレーションに反してる」と言わしめた程。まぁ結局は違反でなくアウディも真似する事になりますが。
キャビンから伸びるセンターウイング(トサカまたはモヒカン)に繋がる形でセンターウイングがあり、センターウイングをサポートするのがアンダーディフューザーの左右から伸びるサブウイングと、エライことになっています。これを超えるリアウイングは生まれてくるのでしょうか。










2013年10月20日

ウイングマン(2)

一回、間を挟んでしまいましたが今回はスーパーカー編。
と言いたいところですが、ボリュームが相当数になるので今回はポルシェ編にします。ポルシェ編とうよりは911編ですね。928・944・968は普通のリアウイングなので。リアエンジン・レイアウト故にリアウイングも独特の進化を遂げてきました。


930.jpg


930型のターボから採用されたリアウイング。形状的にはリアスポイラーと呼ぶべきかもしれませんがリアウイングで統一します。ダックテールがアイコンだった911のリアビューをガラッと変えたウイングで、デビュー当時の40年近く前は「100m先でも分かる」と言われてたそうな。


rs3.8.jpg


964型のカレラRS3.8から登場したウイング。930ターボのウイングに門型ウイングを合体させた形状。通称「RSウイング」ですが3.6のカレラRSはナローウイング(速度感応型)です。チューニングパーツではセンターウイングをカーボン製にしたり、エクステンションプレートでセンターウイングをハイマウントしたり。


993gt2.jpg


993型GT2から採用されたウイング。形状はRSウイングを踏襲していますが前部左右にダクトが設けられているのがポイント。これはウイングの中に大型インタークーラーが収まっていてフレッシュエアーをインタークーラーに導く為です。導風ダクトが付くリアウイングは車種問わずおそらくこれのみ。


996gt3.jpg


996型GT3に採用された通称「ブーメランウイング」で非常に複雑な形状をしています。画像の様に斜めから見ると一番、ウイングの造形が掴みやすい。真横から見ると普通にしか見えないから不思議。すごくカッコイイんですけど、このウイングは同じGT3でも後期型になると割と普通なウイングになってしまいます。後期型を買ってわざわざ前期型のブーメランウイングにつけ直すオーナーもいます。モデルチェンジした997型でもブーメランウイングは再登場しますが、やはり後期型は普通の形状になってしまいます。最終911である991型のGT3ではというと最初から普通形状。もしかしたら逆パターンで最後期型で復活するかな?


日本独自の911チューニングスタイルである「ラウ・ヴェルト仕様」ではリアウイングもスーパーワイドボディに負けず凄い事になっています。

ラウヴェルト仕様.jpg


前述したGT2ウイングのセンター部をハイマウント化し更にセンターウイングを3DGTウイングに変更してエライことになっちゃってます。


ラウヴェルト.jpg


そして「ラウ・ヴェルト」最新トレンドであるロイヤル・ワイドボディ(ラウ・ヴェルトワイドボディより更にワイド)にはこんなウイングが。
先程と同じくGT2ウイングのセンター部を変更していますがリアバンパー最後端よりも後ろにプレートが伸びています。さすがに3Dウイングはマウントしなかったみたいですね。


ポルシェには959・カレラGT・918スパイダーもありますがソチラは次回のスーパーカー編でご紹介します。

2013年10月13日

ウイングマン

今日はクルマの羽のお話。
「羽」とはウイングで普通に考えれば、クルマのウイングは後ろに付いているので羽=リアウイング。そこで国産車におけるリアウイングの移り変わりを見てみましょう。



板ッパネ.jpg


通称「板ッパネ」。国産車のリアウイングはここから始まったとも言えます。ハコスカ世代のクルマでトランクのあるタイプ(ハコスカ・510ブル・27レビン等々)に殆どといっていいくらい装着されています。


86.jpg


通称「TRDタイプ」。初代ハチロクの3Drハッチバック用のもの。もともとはTRDがワークス用に作ったものですが様々なコピー品で溢れるほどに人気でした。ハチロク以降もFC3S(RXー7)や180SXのチューニングカー用に各社・各ショップがリデザインして発売していました。意外にトランクタイプの車種も発売されてドリフト車(当時)に好まれて装着されてました。


32r.jpg


平成元年に衝撃デビューを果たしたR32GTーR。今でこそ普通に見えますが出た当時はデカく感じたものです。画像ではニスモ製のトランクスポイラーが装着されています。トランクがフラットなタイプは車種問わず似合っていたのでシルビア(S13)をはじめとする数多くのスポーツカー用に発売されました。意外にハッチバックとのマッチングも悪くなく万能デザインだったりします。


80スープラ.jpg


バブル真っ只中のF40を彷彿とさせるようなアーチ型のビッグウィング。平成4年デビューの80スープラ純正ですが純正とは思えないほどの大きさで当時のトヨタがこんなの出すとは思いもしませんでした。流線型ボディに合わせたデザインなのでFD3S(RX−7)用に類似品がかなり出ていました。後期型GTOやシボレー・カマロなどにも純正採用されていました。

33r.jpg


32Rデビューの僅か5年後にデビューした33R。80スープラほどではありませんが大きなウイングで逆アーチ型に角度可変メインウイングの2ピース構成。この頃からアフターパーツでもメインウイングをFRP製かカーボン製かをチョイスできるようになりました(価格も違うけど)後のランエボVやGDインプレッサ、02NSX−Rなど。さらに角度可変部のプレートを縦に延長してメインアーチより幅広なメインウイングを装着するバトル仕様リアウイングへのグレードアップなど、様々な可能性を秘めた形状のウイングでもありました。


gtウィング.jpg


何年か前から純正品ではありませんが「GTウイング」と呼ばれる性能重視の汎用リアウイングがアフターパーツ業界に発売されるようになりました。これは市販車ベースのGT選手権で使われていたウイングを市販用にアレンジ(グレードダウン)して取付ステーによってほとんどの車種に設定できたのが大きなポイント。ミニバン用もあるくらいです。この頃からアフターパーツ業界でもレースの世界では当たり前の「ドライカーボン」が設定されるようになりました。車にあわせてデザインされたものではないので「このクルマに似合う」というものがありません。どんなクルマにつけても違和感アリアリで、ボディ幅ギリギリのウイングを取りつけるクルマが多くなり車検でのリアウイングに対しての目が一気に厳しくなりました。


3dgt.jpg


GTウイングがストリートで流行り始めた頃にはモータースポーツフィールドで次のトレンドウイングが採用されてきました。バナナウイングとか3D・GTウイングなど色んな呼称があります。GTウイングが直線で構成されているのに対しこちらは3次元デザイン。純正品では流石に設定されませんがメーカーワークス(TRD・ニスモ・マツダスピード・無限・STI・ラリーアート)が純正オプションとして幅狭にリデザインしたものが設定されています。アフターパーツ業界ではこのタイプの2枚羽バージョンやローマウントタイプ、ポルシェ911RSウイングの上部にドッキングしたりなど色々なアプローチで発売されています。


国内では残念ながら新型のスポーツカーも数少なくなり目新しいデザインはありません。
次回はスーパーカー編リアウイングで……

2013年08月15日

ネームバリューに踊らされる人々

年が代わっても季節が過ぎようとも重大ニュースは無くなりませんね。世界一の治安・忍耐性を誇る日本ですら毎日ニュース番組は大忙し。

なんだか最近のニュース報道の仕方がどうにもオカシイ…特に思うのは人身事故を含む交通事故の報道で、事故を起こしたのが高級車の場合は車種メーカーを公表するんですよね。

ちょっと前に近畿地方でフェラーリ他のスーパーカー軍団が多重クラッシュした事件が良い例。確かに多重クラッシュは国産車でも報道されますがメーカーまでは流しません。でも、この時はマスコミ連中はこぞって「フェラーリ」「ランボルギーニ」「ポルシェ」と連呼していた。スーパーカーに乗れないヒガミが爆発したかのようにスーパーカー乗りを公開処刑するかのような…「スーパーカー乗ってる連中共、ザマァみろ!」みたいなのを感じます。

日本メーカーだって800万を超える高級車はあるのに(レクサス等)その辺が暴走事故起こしてもメーカー名を出す事はないのが不思議。だって、ベンツのEクラスとレクサスLSじゃグレードによっちゃLSの方が値段が高いんですよ。NSXだってメーカー名を出される事もまず無いし、同年式のフェラーリF355とNSXだったらNSXの方が2倍近くの値が付いているというのに。

ちょっと前だと「ポルシェが暴走」なんてのがあって、クラッシュしてる画像を見ると996型。ヘッドライト形状から前期型でありしかもリアフェンダーはノーマルだからカレ4ではなくカレ2であることは明白で、しかもGT3と思いきやGT3仕様エアロでホイールはカレ2のままという中途半端な仕上がりなのです。市場価格でも下手すりゃ86の新車の方が高い位ですよ(250万くらい)それをポルシェってだけで吊るしあげるのは如何なものか。

ホントに国内メーカーの公表率はゼロに近いなぁ。NSX以外でも2000GT・センチュリー・プレジデント・35GTRと新車価格800万超えのクルマはあるのにです。レクサスLFAですら報道するか怪しいなぁ。LFAなんて世界限定500台で4000万近くするんですけどね。

そういう事を考えていくと成功をおさめ高級車を買う時は海外評価の高いモデル(メーカー)を選ぶのが賢いのではないかと。

オーナーの方には申し訳ありませんがメーカーを挙げるとまず「マセラティ」。エンジンはフェラーリ(中身はホンダだけどね…)と同じもので駆動方式がMRでなくFRなくらい。でも最近はFRフェラーリもV8をラインナップしているので(フェラーリ・カリフォルニア)ルックスが違うだけ。ボクの好みではマセラティの方がカッコイイ。マセラティはドイツ車とも比べられる事が多く、比較されるのは4ドアセダンのクアトロポルテ。・メルセデスCLS・BMW M6グランクーペ・ポルシェ パナメーラと同セグメントなのですがポルシェというネームバリューからどうしても日本では存在が弱い。クアトロポルテはセダンの中じゃ一番イイ音奏でるんですけどね。

「アストンマーティン」もそうですね(オーナーの方々、スンマセン)ヴァンテージもヴァンキッシュもBMW M6クーペやメルセデスSLに比べると知名度で劣る。まぁアストン乗る人の趣向として「偉ぶらないオトナ」って感じだから今のままが良いのかな。

「ロータス」もライトウエイトが基本で載っているエンジンがそれほど排気量も大きくないし元はトヨタ(ヤマハ)エンジンだからそんなに騒がれない(オーナーの方々、スンマセン)

フェラーリ乗りたいけど目立つのはオトナの事情で困る!って方はロッソコルサ(フェラーリレッド)は避けて黒とか紺あたりの地味な色をチョイスしましょう。ただしマットブラックは最近のカスタムトレンドなので逆に注目を浴びてしまいます。地味な色は街中では目立たないがスーパーカーミーティングでは逆に目立つ!という利点もあります。フェラーリミーティングは8割以上が赤ですからね。そしてFRモデルを選ぶことでしょうか。やはりスーパーカー=ミッドシップという方程式は鉄板ですから。ランボルギーニであればガヤルドで黄色以外を選びましょう。ランボルギーニ=ポップアップ(ガルウイング)ドアのイメージが強すぎます。余談ですがガヤルドが売れてない先進国は日本くらいらしいです(北米ではバカ売れ)

所有しているクルマほど、個人の性格を表すものは他にありません。そんな事を考えながらクルマ選びをするのも意外に面白いものです。ワタシですか?そうですね、それなりのクルマが買える身分になりましたらレプリカ・スーパーカーを買っちゃうかもしれません。そんで載せるエンジンは国産フルチューンターボとかね。それで本物スーパーカーを軽くブッチ切るなんてのが面白いかな。



2013年07月18日

クルマと電車のランニングコスト

先日の定休日、1年振りに名古屋(からちと離れた街)に墓参りしてきました。
毎度毎度、弾丸ツアーなので朝早く家を出て夜遅くに帰ってくる。
それでも名古屋観光など組む時間はありません。

いつも新幹線に乗るのは新横浜からと決めています。
何故かというと、秋川駅から東京駅まで立ちっぱなしでゆられた挙句に東京駅構内を歩き回んないといけないからで、電車の長時間立ちっぱなしは腰痛もちのワタシにとって苦行そのもの。
なので、八王子駅が始発の横浜線経由で名古屋に向かうのです。

今回は前回に墓参りした時と違って帰りに相模原駅に寄る為ある妙案を思い付きました。
帰りに相模原で降りるんだからクルマで相模原へ向かい安めのコインパーキングに1日停めてまたクルマで帰れば時間の短縮ができるんじゃないかと。
相模原駅前CPを調べると徒歩4分くらいのとこで1日700円の場所があった。
よし、ここで駐車して行き来しよう。

かくして当日朝7時10分頃に店を出発(ワタシは店が拠点)
途中、渋滞に巻き込まれながらも8時20分頃に相模原到着。
帰りは9時40分頃に相模原を出発し10時20分頃に店へと到着。

ここである疑問が……
秋川駅〜相模原駅ではクルマと電車ではどちらが時間及びカネがかかるのかと。

計算と乗り換え案内・マップル等のサイトで調べてみた。
ちなみにクルマは借り物のアルト(ちと古い)で前日にガソリン給油とオドメーターから燃費はおよそ8km/L。
マップルで経路距離を調べると片道24km。
燃費計算で言えば3Lのガソリン消費。


まず朝7時頃の秋川駅〜相模原駅を乗換案内で検索。
やはり八高線との接続の悪さが響き所用時間は60分。
運賃は480円である。

次にクルマで秋川駅〜相模原駅のランニングコストはレギュラーガソリンLあたり約150円でX3の450円。
これに八王子バイパス通行量で軽自動車料金の250円。
合計700円である。
所用時間は80分といったところ。

今度は帰りのパターンを計算。
相模原を出たのは9時40分頃で乗換案内で検索すると、その時間帯は最悪なまでに接続が悪く(八高線・五日市線ともに15分以上に待ち時間)約70分もかかる。
料金は変わらず。

次にクルマの帰りパターン。
同じ道を帰るので距離もガソリン消費量も変わらずなので700円のまま。
だが、時間も時間なのでスイスイ走ると秋川駅についたのは40分後であった。
言っときますけど法定速度+αくらいのスピードですからね。


行き帰りのクルマ・電車の所用時間合計は
クルマが120分、電車では130分。

料金は電車が960円。
クルマは1400円…と言いたいところだが駐車料金が700円掛っているので2100円。

これだけ見れば所用時間はさほど変わらず金額は2倍以上だからコスパは圧倒的に電車。
しかしこれは共に1名乗車での話で、電車は運賃X人数分の料金が掛るがクルマならクルマに乗っている人数でコストを分割できる。
今回のケースならクルマの場合は2人分割ならどっこいどっこい、3人以上からクルマの方が断然コスパが良い。

電車のメリットは何と言っても時間が正確な事に尽きる。
よほどの悪天候でない限りは定時で運転する。
だがクルマは道路混雑状況は読めないので時間を正確に測れない。
今回は一人での行動なので助手席に座る事はできないが、自分が常に運転する役だがとりあえず座る事が出来る。
電車だと行きは横浜線から座る事は出来ても帰りの横浜線で座れれば奇跡である。
なので腰もピキピキいって翌日には行きつけ整骨院に400円の治療を受ける。
すると電車パターンは960+400=1360円。
さらに言えばボクは座って寝る事ができない人間なのでヒマつぶしに雑誌を買ってしまう(ボクはゲーム系アプリに興味ないのでスマホのヒマ潰しには限界がある)
雑誌で500円くらいかかるから1860円だ。
そうするとクルマと電車のコスト差は250円。
これが最近の低燃費車であれば250円分のガソリン代など容易に捻出できる。

どちらにもいいとこ悪いとこがあるから優劣を付け難いです。
あくまでも一人での行動と考えれば朝方は電車に分があるし夜方はクルマに分がある。
朝は電車で夜はクルマという、まず実現不可能なパターンが一番効率良い行動時間となりますな。
クルマで数人が乗ればワリカンできるけどデートではワリカンできませんからね。
うーーん、なかなか結論が難しいです。

2013年05月26日

ビコローレのススメ

ビコローレ……
なんて書くと凄くオサレな響きですが、簡単に言っちゃえばツートンのこと。
3色だと皆さんも聞き覚えのあるトリコロールですね。

昔に比べれば最近は女性目線のクルマも発売されてきて、ボディカラーに遊び要素を取り入れたものがチラホラ見られます。
ツートンカラーは正にその真骨頂と言えるのではないでしょうか。

日本人の生真面目な国民性が遊び要素を排除してたのかは分かりませんが日本車は単一色が多いです。
海外のクルマではファッション感覚で乗られる事もあって2ト−ンもしくは3トーンが結構な比率で発売されている。

ちょっと前までの日本車における2トーンはこんな感じ。

ツイン.jpg
th.jpg
th.jpg


一番上のスズキ・ツインみたいな2トーンが今まではよくあるタイプで、前後バンパーやサイドステップ等のシャーシボディに取り付けるものが異なる色。
真ん中のNSXは地味な2トーンですがキャビン部分が異なる色で、シャ−シボディ−の中で色分けがされている。これは塗装工程が一つ増えるので手間(金額)もかかります。
下のファンカーゴは綺麗な2トーンに見えますが実はフェンダーモールとドアパネルが取り付けられているのでツインと同じ2トーンといえます。

2トーンで有名なスーパーカーは個人的主観ではフェラーリ512bb。
ベース色に対しボディの下半分が黒に塗装されていますが、オーナーの趣向で512bbを単一色にする場合もあります。見比べてみましょう。

512bb.jpg
512.jpg


どうでしょうかね。
こればっかりは人それぞれ好みの問題ですが、ワタクシは2トーンの方が全体フォルムが締まって見えるので良いかなと。

バブルの真っ只中では国産車も凝った2トーンが設定されていました。

86.jpg
20soara.jpg


上はAE86、下は20ソアラ。
ハチロクでいえば、画像の白黒2トーンが一番売れてたんじゃないですかね。当時でいえば120〜150万クラスのクルマに凝った2トーン塗装するなんて今では考えられませんね。何気にバンパーも2トーン塗装されていて、ブツけて修理する時に2トーン塗装するか単一色にするか迷うんですよね。ワタシも3台乗り継ぎましたので。
20ソアラは当時(高校出たて)は憧れの的で、その中でもパール2トーンは究極のデートカー。実はコレ、2トーンといっときながらモール部分は違う色なので本当は3トーン。昔のトヨタ系高級車にはほぼ設定されていた色です。

ここらで外車に目を向けてみましょう。

top_design.jpg


アウディのA1スポーツパックですが見覚えある人も多いんじゃないですかね。なでしこJAPANが世界一になった祝いでアウディから贈与されたモデルです。キャビンの横アーチ部分が別色になっていて、なかなかオサレです。他セグメントのアウディ車には設定されておらず(あえていえばR8スパイダーはフロントウインドゥ枠が別色)女性がターゲットであることをアピールしていますね。

mc12.jpg


こちらはド級のスーパーカー「マセラティMC12」
白・青2トーンですが配色のマジックで真後ろから見ると青に見えて、逆に正面からみると白ベースに青がワンポイントの配色。ちなみにこの色の名前は「ビアンコ・フジ」で、やはり白=日本なんでしょうね。白いスポーツカーがやたら走っているのは世界中で日本だけです。

ここらで日本車に戻してホンダのN−ONE。
このクルマの2トーンはパーツごとの塗装では無く、マスキングをして2トーン塗装しています。手間のかかる2トーンですが同じ色で比べてみましょう。

main_gallery_img_04.png
sec_02_gallery_02_img_04.png


グレード違いもあるので完全な比較にはなりませんが、やっぱり2トーンの方がオサレです。

そして究極の2トーン車はコレしかありません。

ヴェイロン.jpg
ヴェイロン2.jpg
ヴェイロン3.jpg


2億円の超ド級スーパーカー「ブガッティ・ヴェイロン」
配色具合が堪りませんねー。世界300台限定のクルマですが上の画像はまだ一部と言えるほどに2トーン色の設定があります。単一色に見えるものでもグラデーションのように色の強弱があったり、カーボン地剥き出しボディにグリルやインテーク部を純金(!)であしらったものなどほぼオーナーのフルオーダーメイドで配色できます……が、2億円もすんだからそれくらい当然だろ!と思いますけどね。

極論で言えば2トーンが似合うボディ形状もあれば単一色の方が似合うボディ形状もあるので、全てのクルマを2トーンにしろ、とは言えませんが自動車メーカーも遊び心を持ち始めてクルマ作りをしてきてますから、街中に色んな2トーンが目を楽しませてくれる日がくることを願います。信号待ちのクルマを歩道から眺めていると地味な色ばっか(さらに言えばスポーツカーは皆無)なんですよね。まぁそれも国民性っちゃぁ国民性なんだけど。
あんま個性を出したくないのかなぁ。
典型的なB型のワタクシにはいまいちピンとこないですわ。



2013年04月25日

ラウンド・アバウト

ラウンドアバウトというのを御存知でしょうか?
そうです、プログレの代表格・イエスの名曲ですよねー。あのベースの旋律が堪らないんですよ。あの曲はベースが最も肝(と個人的には思う)

おっとと、話はイエスのことではありません。
ラウンドアバウトが日本にも採用されることになり、ラウンドアバウトの認知度ってどれくらいなのだろう?と思い、キーを叩いております。

そもそもラウンドアバウトとはどういうもの?漢字文にすれば「無信号円形交差点」と言ったところでしょうか。日本では馴染のない円形交差点を画像で見ると

raunndoabauto.jpg


日本であれば画像の様な交差点では真ん中の島状のものはなく、信号が四方に設置されることで円滑な交通を促しています。ですが、欧州ではラウンドアバウトも信号式も主流でありどちらにもメリット・デメリットがあるわけですね。

ラウンドアバウトで最も有名なのはパリ・凱旋門ではないでしょうか。旅番組でも度々(シャレではない)紹介される、8方からゴチャゴチャにクルマが入り乱れる様を見ると、しょっちゅう交通事故が起きるんじゃないかと思いますが意外に事故は起きていません。
images.jpg


ここいらで昔からラウンドアバウトを採用しているのは国立駅前ロータリー。歩行者用信号もあるしロータリーですから交差点ではありませんがイメージ的にはあんな感じ。つい最近、国内で初のラウンドアバウトが出来ました。長野県・飯田市東和町交差点で新聞にも取り上げられましたね。http://www.city.iida.lg.jp/iidasypher/www/info/detail.jsp?id=9901

ラウンドアバウトのメリットを挙げると
・信号を設置する必要が無く予算を削減できる。
・信号がいらないから、電気が通っていない地域でも作れる。
・大震災のときのように計画停電が起きても問題ない。
・交差点をまっすぐ突っ切るにも徐行しながら半円状に進まないといけないから重大事故が確実に減る。
・どの方角も一定の速度で進入するので渋滞が起きにくい。

これだけメリットを挙げれば、良い事づくめな気がしますがそんな上手い話はありません。当然、デメリットもあります。
・歩行者と自転車の安全面は信号式に分がある。
・ラウンドアバウトに馴れるまで時間はかなりかかる。
・交差点自体の面積は信号式よりも大きくなる
・大形車(トレーラーなど)には通行が厳しい。

ではラウンドアバウトをどんな風に通行すればいいのか画像で御覧下さい。

ラウンドアバウト.jpg


通行イメージを掴んで頂けましたか?
やはり馴れるまでには接触事故はある程度避けられないでしょう。
首都高の合流よりもシビアなものが要求されそうですが絶対的なスピード領域が違いますから皆が皆、気を遣いながら走行すれば、信号で待つ事のストレスと引き換えにすれば非常に良いシステムだと思います。徐行程度とはいえクルマは進んでいるのですからアイドリングで無駄なガソリンを使わないし(最近の主流はエコアイドリングですけど)、交差点の進入から突破まで回りを意識しながら運転しなければいけませんから、メールを打ちながらとかメイクしながら運転なんていう大馬鹿もいなくなります。信号無視で迷惑な暴走族も、そもそも信号が無いんですからそんなに迷惑ではなくなります(爆音は迷惑だけどね)

では歩行者はどうすればいいのでしょう?
imgres.jpg


↑画像のようなラウンドアバウトであれば、よほどの大バカでない限り横断歩道に気をつけて進みますから大丈夫でしょう。中には横断歩道を地下道にするというパターンもあるみたいです。確かに歩行者の安全は確実に守られますが階段の昇り降りがキツイ方には酷な話。

ラウンドアバウト中央の島部分は空き地になりますが、ここに宣伝スペースを設ければ税収も期待できます。まぁでも、反対側のクルマが見えない程巨大な看板ってワケにはいきませんから、高さ80cmくらいで横長のモニュメント的なものならそれほど景観も損ねないんじゃないでしょうか。

本来なら予算が無く信号を立てる事ができない地方よりは実のところ都心部のほうがラウンドアバウト向きな気がします。信号の待ち時間の長さと圧倒的な通行車の多さが引き起こす都心部の慢性的な渋滞には極めて有効ではないでしょうか。それとこれから本格的な復興が始まる被災地にも◎。信号を立てる必要がない=電柱・電線をそこまで引っ張ってくる必要がないワケですから信号アリの交差点をつくるより圧倒的に安く早く交差点が作れるはず。しかし、そこには復興予算を巡っていろんな利権が絡みついてくるでしょうからラウンドアバウトが全国的に普及する事はないでしょうね。悲しいけどこれが日本の現実です。

2013年03月10日

70億分の3

entry-10538653941.jpg



世界三大自動車ショーといえば、北米(デトロイト)欧州(ジュネーブ)アジア(上海)。かつてバブルで浮かれきっていた頃は上海の代わりに東京でした。この3大ショーでもとりわけ自動車メーカーが威信をかけるのはジュネーブ。自動車発祥の地は欧州ですから欧州での最大モーターショーに力が入るのは当然。先週頃から始まりました、ジュネーブはここ近年では類を見ない程にスーパーカー(系)の新型車がワールド・プレミアされました。その中でも超ド級な1台がカウンタックを世に送り出したランボルギーニから発表され、あまりに衝撃があるが故にクルマに関連の無いサイトでも紹介されるほどです。

全然関係ないけど超ド級というのは、第二次大戦時に戦艦のクラス(番付みたいなもの)を表すのに用いられた表記。その当時で最大級の戦艦がイギリスのドレッドノート級であり、これを超えるサイズの戦艦が超ド級と呼ばれ戦艦・大和(武蔵)は超ド級のなかでも最大だったのです。だからクルマのような小さな個体を超ド級というのは論理が破綻しております(笑)

前述したように色々なサイトで紹介されてますから御覧になった方も多いかもしれません。ですが仕事が年度末で建てこみまくりネットを見る暇も無い方もいるかもってことで画像を載せます。その恐ろしくカッコイイ姿を小さい画像で見せたくないので、ダウンロードしたものを縮小せずに載せました。その関係で画像を開くのに重くなるのをご承知ください。

といきたいとこですが、まずはランボルギーニが発表するんじゃないかと噂のあった2台をご紹介。


post_ab2b.jpg


クルマ好きなら分からないハズがない「ミウラ」ですが、これは7年前に発表されたコンセプトカー。今回はランボルギーニ50周年モデルなのだから、ランボルギーニ初のスーパーカーが現在にオマージュされるんじゃないか?なんて噂もありました。

5951.jpg

149928.jpg


つづいてコチラは「ガヤルド」ベースの「セスト・エレメント」。ガヤルド・ベースでありながら車重が1t切りのサーキット専用車として発表されたんですが発売されているのか情報が掴めず、これのロード・バージョンが出るんだろうとも噂されておりました。事前にランボルギーニから発表されていたティーザー画像(チラ見せ画像)でもセストと同形状なヘッドライト発光パターンが公開されていたのもあるでしょう。


勿体ぶりましたが、話題の「ランボルギーニ・ヴェネーノ」をどうぞ!















lamborghini-veneno-02-copy.jpg


ウッヒョー!カーッチョエエッッッ!!!

なんですかこの造形は!よくぞ、こんなの作ったもんですよ!フロントウィングの造形なんてF1とWECカーを足して2で割ったような、まるでミニ4駆が実車になっちゃいました!みたいな感じ。


lamborghini-veneno-01-copy.jpg


サイドビューも素晴らしい!フェンダーを良く見て下さい。そうです!あのカウンタック・フェンダーですよ!実用性を考慮してVW・アウディに吸収されてからのモデル(ムルシェラゴ・ガヤルド・アヴェンタドール)では採用されなかったアレです!いやー分かってるなぁ。


lamborghini-veneno-04-copy.jpg

lamborghini-veneno-03-copy.jpg


リアビューもカッコ良すぎてため息が出ます。最近のF1やWECカーのルーフからのシャークフィンと合体したエアロダイナミクス・トレンドのリアウイング。ディフューザー内に埋め込まれたマフラー出口やディフューザー本体にテールランプ。全てのパートに非の打ちどころがない。

lamborghini-veneno-05-copy.jpg



真上から見てもカッコイイ!上から見てカッコイイ車なんて中々存在しませんよ!


ところでこの「ヴェネーノ」のお値段は3億6千万!消費税(5%)だけで911GT3を買えちゃいます!ですが生産台数は僅かに3台!世界人口は約70億人ですから約23億人に一人しか買えません!ちなみに世界のビリオネア(資産1000億以上)でも約1200人いますから、ビリオネアの中でも400人に1人しか買えない。実際、ヴェネーノが届く人って「こち亀」の中川と麗子に「ドラえもん」のミリオネヤ・カネダ(アメリカ在住の大富豪・スネ夫のお父さんの友人)くらいでしょ(笑)現実には北米・欧州・中東に1台ずつの配分ですかね。中国はまだ顧客の歴史が浅いから割り当てはないでしょう。でもこのルックスで世界に3台という超プレミアを考えれば3億6千万も安く感じますね。仮に盗難されても世界に3台しかないんだから、すぐにアシはつくでしょうしセキュリティもいらんよね。

同じショーでフェラーリからも「エンツォ・フェラーリ」の後継モデルである「ラ・フェラーリ」が発表されましたがコチラは499台でお値段1億2千万(半端な数字なのは1台をフェラーリで所有するから)。計算がメンドイので500台だと売上額は600億(発表される前から完売している)なのに、ランボルギーニ・ヴェネーノは約11億。もともと打倒フェラーリで立ち上げたランボルギーニの「台数売りゃいいってもんじゃない」意地みたいなものを感じますね。

はやいこと1/18サイズで出てくんないかなー。意外と超プレミアモデルはミニカー化されるのが早いんですよね。初秋辺りには出るかな?

2013年01月31日

クルマは急に止まれ……る?

ワタクシは怒っております。

その怒りたるや、怒りオーラがスカイツリーを飛び越えブルジュハリファも単なる通過点で、雲を突き抜けカリン様に届く勢いであります。

先日、オザム秋川店に(腹立ってるから伏字しない)買い出しに出向いたところ、歩道を自転車で走っていたら(普通のスピード)目的地であるオザム秋川店の駐車場から飛び出てきたクルマと衝突!
衝突といっても自転車からアスファルトに倒れるくらいの軽いものですが、当たった事は当たったんです。

ボクにも自転車にもケガはなかったので、とりあえず警察沙汰にはしませんでした。
なにせ地元で商売してますから、あまり嫌な噂が流れるのも嫌だし噂は自分でコントロールできませんしね。

実は今年に入ってからクルマに撥ねられるのは3回目!
しかも、3回ともほぼ同じ場所!
まだ1ヶ月しか過ぎてないっちゅうのに……。

この話だけ汲み取るとボクが当たり屋なんじゃないかと思われそうなので、現場の写真をご覧ください。


IMG00237.jpg


これは朝方撮ったので事故当時とは若干、駐車車両数などの違いはあります。
赤がワタクシの進行方向で黄色がクルマ、〇で囲んだところが一旦停止の停止線。
Xの辺りが接触したところで、クルマが停止線よりも飛び出ているのがお分かりでしょうか。

ではクルマ側からの視点を見てみましょう。


IMG00236.jpg


ちゃんとクルマを運転している視点になるようにしゃがんで撮影しました。
接触当時は左隅の駐車スペースにもクルマが停まっていました。

最初の写真を見ると分かると思いますが、街道を走るクルマは画面奥から手前に走ってくる。
相手は停止線で止まることなく、右からくるクルマだけを見て街道に出ようとしたんでしょう。
相手は左もちゃんと見たとのたまってましたが見てれば停止するでしょう。
ここは出口付近のクルマが壁と化してゆっくり徐行しなければ左から来る自転車は絶対に見えないんです。

自転車で走っていると実感するけど、こういうケースはしょっちゅうである。
駐車場などの敷地から歩道を跨いで街道に出るパターンとT字交差点で横断歩道があるにも関わらず曲がる方向と逆方向しか見てないで停止線をこえて突っ込んでくるパターン。
こういう言い方は良くないけど、女性ドライバーの割合が多いよね。

警察沙汰にしなかったのはもうひとつ理由があって、ボクは免許取りたての20歳前に人身事故を起こしています。
命には別条のない怪我だけど全治2カ月の怪我を負わせてしまいました。
相手の家に謝罪に出向いたときに親御様は「事故は仕方ありませんから」と言って下さいました。
実は親御様は過去に人身事故を起こした事があるそうで「因果応報」なのだと語ってくれました。
そういう経緯もあって少しくらいの怪我なら不問にしてるんです。
開業前にも羽村で2mくらい吹っ飛ばされたこともあったし、開業してからも今回とはべつに何回かある。
ボクにとっても「因果応報」なのです。

とは言っても次やられた相手にはキレるかもしれません(笑)
向こうが初犯でもアタシャ年明けてから4回目になるんですからね!




2012年11月18日

Dミーティング13th

今年も行ってまいりましたよ、平日休みのハーレー乗りが集うイベント「Dミーティング」に。
例年のようにサマーランド駐車場にて行われました。(カスタムカーミーティングと一緒のところ)

それでは、画像をご覧ください。




ハーレーイベントですが観覧客に珍しいクルマ乗りもいました。

DSCF0821.JPG
カニ目のトライアンフ


DSCF0792.JPG
まるでゴッドファーザーです。


DSCF0811.JPG
DSCF0801.JPG
DSCF0796.JPG
DSCF0822.JPG
DSCF0819.JPG
DSCF0813.JPG
DSCF0810.JPG
DSCF0809.JPG
DSCF0804.JPG
DSCF0803.JPG
DSCF0802.JPG
DSCF0800.JPG
DSCF0799.JPG
DSCF0798.JPG
DSCF0797.JPG
DSCF0795.JPG



DSCF0807.JPG
V−MAXのカスタムもいました。


DSCF0816.JPG
ハーレー(バイク)をハイエースの車内に電動ウインチで入れる事が出来るキット



DSCF0814.JPG
「オレの名を言ってみろぉぉぉ!」でお馴染(?)のジャギ仕様のメット(驚)
バイザー部分にパテで成形してあったのでDIYでしょうか。


DSCF0820.JPG
DSCF0815.JPG
DSCF0806.JPG
DSCF0812.JPG
トンデモないチョッパー達。
フロントブレーキすら取っ払ったものも。



DSCF0794.JPG
DSCF0793.JPG
ホンダのゴードンをトライクにした、超カスタム。
バイクなのかクルマなのか……



DSCF0817.JPG
DSCF0818.JPG
コレもスゴかった…
エンジンはワーゲン水平対向だし、ルーフもあってルーフ内にはスピーカーも装備。



DSCF0826.JPG
DSCF0827.JPG
ハーレーの括りではコレが一番!
まるで遊牧民のようなハーレー。
オーナーさんもナイスなオジサンでした。


DSCF0824.JPG
これを見ずには帰れまてん。
VIBESギャルのセクシーダンスショー。
このダンスショーは夜に第二部があるんですが、そちらは衣装が過激だそうで……
う〜〜ん、見たかった(店の営業があるから見に来れない)



また来年!

2012年10月25日

ドレスアップカー・ミーティング

この前の日曜日にサマーランド駐車場にて「ドレスアップカーミーティング」が行われるとの情報をキャッチし、本来は通し営業の祝日ではありましたが中休みをとって行ってまいりました(自転車で)

駐車場を埋め尽くす、これでもかのカスタム車軍団の中から抜粋して画像をのっけときます。

ジャンルとしては国産車が殆どの、Kカー・コンパクトハッチバック(bBあたり)・ワゴン・ミニバン。
セダンはいなかったけど、セダンはまた違うカスタムジャンルなのかな?



会場入り口から、ドレスアップKの出迎え(?)

DSCF0769.JPG
DSCF0770.JPG



内外装・エンジン、トータルにカスタムされたコペン

DSCF0772.JPG



マットペイントと原色の技ありツートン塗装

DSCF0773.JPG



ハンパではないキティちゃん仕様
キティちゃんエンブレムはワンオフとの事

DSCF0775.JPG
DSCF0774.JPG



ラメラメツートン
対して内装は南国風(?)

DSCF0776.JPG



マットオレンジがワイドボディの陰影を際立ててます。

DSCF0777.JPG



オープンデッキよりオープンなbB

DSCF0791.JPG



気分はフェラーリ(?)
撥ね馬はネコでした。

DSCF0778.JPG



DIY感てんこ盛り。

DSCF0780.JPG



痛車も1台だけいました。
キャンギャル代わり(?)の1/1フィギュアも。

DSCF0779.JPG



エンジンヘッドはおろかボンネット裏までエアブラシ。
しかもプリウスなのに2シーターという潔さ(笑)

DSCF0782.JPG
DSCF0781.JPG



アウディグリルがビルトインのレガシィ

DSCF0783.JPG



黄色いですねー、グッド!!!

DSCF0784.JPG



和テイスト満載ステップワゴン
オーナーは気志團まんまでした。

DSCF0785.JPG



アンダー部分は「フェラーリF12」と同じですね。
塗り分けの仕方も一緒。

DSCF0786.JPG




スワロでキラキラのゲレンデ

DSCF0788.JPG



こちらはオーナーズクラブ・コーナー。
プリウスが駐車場を占拠。
他車種もいました。

DSCF0787.JPG





中々見かけない吉野家の移動販売車

DSCF0790.JPG



この手のミーティングって何気に秋口から冬にかけての開催が多いんです。
だから、日取りによってはミーティングをハシゴすることもままあります。
それは参加者(車)も同様で、例えばカウンタックオーナーがいたとして
午前中にスーパーカー・ミーティングに出て午後はランボルギーニ・ミーティングに向かう、なんて事はよくあります。

この季節にイベントが集中するのは、夏だけが忙しい施設(サマーランドとか)の駐車場や敷地を借りる事ができるから。
代表的なのは大磯ロングビーチ・横浜赤レンガ倉庫・ラグーナ蒲郡。
みなさんもドライブがてらにミーティングを覗いてみては如何でしょうか。
「ありえへん」光景に立ち会えますよ。






2012年10月14日

グリルが決めて!?

レクサスLSがマイナーチェンジされましたね。
見た感じではフルモデルチェンジじゃない?と思うくらい、外観が変更されました。

ちなみに今まではこんな感じでした。

imgres.jpg


セルシオからのキープコンセプト・デザインは完成された感がありますが、そこはトヨタらしいというかアクが強いデザインではなく無難なカッコよさですね。

レクサス・ブランドは「世界に通用する高級車」というスローガンのもとに、トヨタから派生したブランドではありますが、エゴイスティックな感じが不足してるんです(個人的にはそう思う)
ハイブリッドなどの技術性能や信頼性などはトヨタ・クオリティなのですが、高級車に必要な「誰が見ても〜〜」といったデザインが足りなかった。

高級車の代表とも言える、メルセデス・BMW・アウディを見てみましょう。


メルセデス

c.jpg
e.jpg
s.jpg


BMW

bmw3.jpg
bmw5.jpg
bmw7.jpg



アウディ

a4.jpg
a6.jpg
a8.jpg


各社ともに上からミドル・アッパーミドル・エグゼクティブクラスを並べてみましたが、メルセデスならメルセデス、BMWならBMW、アウディならアウディと、パッと見ればそのメーカーのクルマであることは一目瞭然。

しかしこれは正面から見てるから解るのであって、リアだけ見たら結構似通ってたりします。
正面から見て、すぐにメーカーが分かる要因はグリルにあるのではないでしょうか。
ヘッドライト形状は色々と進化を経て様々な形が生み出されましたが、グリルに関してはモデルチェンジを繰り返しても基本的には同形状。
この押し出し感溢れるグリルにメーカーの歴史が詰まっているワケですね。
昔のアウディはパッしないデザインで玄人受けするクルマでしたが、最近のアウディに共通するシングルフレームグリルになってからはBMW・メルセデスと肩を並べるブランドになりました。

そこで今回のレクサスLSのビッグマイナーチェンジです。
まずは新レクサスとしてのデザインキャッチでもある、フルモデルチェンジされたレクサスGSを見てみましょう。
ちなみにGSは前述した3メーカーのEクラス・5シリーズ・A6と同じセグメントです。


gs.jpg


この強烈なまでのグバッと口をあけたグリルが、新レクサスの象徴です。
異なる大きさの台形グリルを2つ合体させた「スピンドルグリル」
それを文頭に載せたマイチェン前と見比べて下さい。

ls.jpg


うーーん、スゴイ存在感ですな。
正直、天下のトヨタからこんなデザインのクルマが出るとは思いもしなかった。
しかもメーカーの旗艦ブランド・レクサスからというのが相当思い切ったなぁと実感します。
ぶっちゃけ、バクチにでてるんじゃないかと思うくらい。
カッコ良い・悪いは個人の主観ですが、ボクはかなりカッコイイと思います。
街中でGSが走ってるのを見た時は釘付けになりましたから。

個人的にはレクサスのスーパーカーであるLFA(スーパーカーマニアは認めないけど)もこのスピンドルグリルを採用して、限定生産ではなく(500台)搭載エンジンをいくつか用意するなどして、カタログモデルにしてほしかったなぁ。(どのみち買えないけど)
その分、ソアラ(レクサスSC430)の後継モデルと噂のLF−LCに期待しますか(シツコイけど買えないけどね)

imgres.jpg


今回のブログ読んで、また変な虫が騒ぎだしそうな人がいるけど……
ご本人様、しばらくはガマンしてください!

2012年09月30日

若者よ クルマを抱け(買え)

当ブログ準レギュラーNさんの知人M崎くんが(正確には知人の息子さん)社会人となり、初めての愛車が納車されました。
それを祝って、と言う訳ではないけどNさんとNさんと親交のある方が、M崎くんの初公道デビュー(愛車で)をパレードするかのように当店まで来てくれたのです。

その3台編成がコチラ





DSCF0763.JPG


スゴイことになっちゃってます。
M崎くんの愛車は右のアルファ・スパイダー(ステージ3)。
左がNさんのフェラーリ308GTs
真ん中が知人のフェラーリ348GTb
偶然にも赤いイタ車が3台揃い、M崎くんのアルファを挟む形でフェラーリ2台が前衛・後衛を務めてくれたのです。
この状態なら初心者マークが付いていても、アオってくるヤツはいません。

DSCF0765.JPG


DSCF0767.JPG


DSCF0766.JPG


アルフィスタ(アルファロメオのオーナー)なら、このスパイダーがカスタムされている事に気づくでしょう。
フロント&リアバンパーがクラシックカーの鉄バンパー風(FRPで成形してある)に変更されてる点と、リア・テールランプが丸テールになってます。

M崎くんの年齢よりも年上なスパイダーはキャブでございます!
更にエアコン・パワステ・パワーウィンドゥも無し!
これぞ漢(おとこ)のクルマ!
初愛車がコレなら、後に乗り換えるだろう今時のクルマはなんとも快適に感じるでしょうね。
最近は若者のクルマ離れが顕著でありますが、このようなクルマを初愛車に選んだM崎くんの前途は非常に明るい!
目標はフェラーリオーナーになることらしいので、それを目標に会社で頑張って頑張って出世してオーナーになってください!

思えば、ボクも初愛車はトンデモないクルマだったなぁ。
20年近く前だけど(平成5年)先輩から、車検があと1ヶ月で切れるハチロクを7万で売ってもらった。
最初はブツけるから練習用に、ってことで半強制的に買わされたけど、このハチロクがまぁ凄かった。
エンジンはキャブ仕様で足回りはフルチューンの完全なる峠仕様。
内装はドンガラで助手席も無くてマフラーが直管サイド出し!
最初は助手席があったらしんだけど、サイド管が助手席のフロア下を抜けるレイアウトだったからアクセル踏むたびに助手席の振動がハンパじゃなかったらしい。
まぁそんなハチロクも車検が切れる1ヶ月後までもたなかった(笑)
大垂水峠で調子コキすぎでナカガミヤコーナーでクラッシュ。
10日ほどで廃車となりました。




2012年05月03日

凶器なクルマ

最近、クルマでの痛ましい事故が続いている‥‥。

登校中の小学生に突っ込む事件、高速バスの事件、新聞一面を賑わす事故が相次いでいる。
普段、何気なく走っているクルマも、一歩間違えれば殺人凶器になるのが認識できる。
いくらクルマが、高度成長期に比べて便利で安全になったとはいえ、人間が操作する以上は危険がついてまわる。

クルマ自体は、アルミ素材を使用することにより軽量化・防錆化ができ、各種エアバッグの装備により車内の安全性は格段に高くなった。
更にスーパーカー系でいえば、以前のブログでも綴りましたが、カーボンモノコックバスタブを使用することで、超高速域からクラッシュしても乗員は無事
http://quarantuno.sblo.jp/article/43780053.html

ここで、小学生の列にクルマが飛び込んだ事件を再考します。
突っ込まれた小学生は死傷者が多数なのに、突っ込んだ加害者はほぼ無傷。
これは衝撃を感知するとエアバッグが瞬時に膨らむから、クッションにより衝撃を吸収するので助かります。
最近のエアバッグは徹底していて、昔は運転席のみだったのが助手席・後部席、果てはドア内張りからのカーテンエアバッグと、車内の安全性は非常に高いです。
ボクが思うのは、この徹底したエアバッグ保護を、クルマ外面に付けられれば、尊い命を失わせる事は無かったんじゃないかと思う。
エアバッグが膨らむ仕組みは外部からの衝撃を伝えるセンサーが、光速で信号を送りエアバッグユニット内の爆薬(?)を点火させて、瞬時に膨らむようになっています。
シロウト考えで、これを単純にクルマ外面に付ければ(バンパー内)人にぶつかった瞬間にエアバッグが作動して、直接的なダメージは回避できる気がします。
ですが、外面に付けている以上、誰かがイタズラしてバンパーに石を投げてエアバッグを膨らませてしまう、みたいな事件は山ほど出てくるでしょう。
でも、それを何とか技術でうまいことできないものでしょうか?
モーターショーでも出展されてたけど、クルマの各種センサーの連携により、人や動物を認識して、事故を未然に防ぐように勝手にブレーキがかかるシステムが開発されてるくらいだから、何かしらのやり様があるのではないでしょうか。

外面エアバッグは相当にハードルが高いとしても、バンパーのデザインや材質を変更することでの、人へのダメージ軽減も期待できるのではないでしょうか。

バンパー内にはレインフォースという、衝撃を真っ向から受け止める鉄の棒状のものが装備されています。
電柱とか壁なんかにぶつかる際には、非常に助かるモノですが、人を撥ねてしまう時には、むしろ威力を倍増させてしまいます。
最新のクルマは分かんないけど、基本的にレインフォースがなくともバンパーは付けられるし、車検が通らない、ということもありません。
鉄の塊ですから、取れば軽量化にも繋がるので、取っちゃってるクルマ好きも多いですね、実際ボクもSW20(以前の愛車)では前後とも取っ払ってましたから。
バンパーの材質もウレタンに発泡スチロールで補強するのが一般的だけど、FRPだったらどうだろう?
ぶつかった際のバンパーは即ボロボロになり、交換コースとなるだろうが、人命が助かるのだったら安いものではないでしょうか?

デザイン面でも人へのダメージ軽減は期待できます。
最近は、軽でも普通でも1BOXタイプが販売の重要なカテゴリーとなっています。
ある程度の規格の中で、最大限に人・荷物を載せるとなれば、必然的に1BOX形状と答えは導かれます。
1BOXのポディは、基本は真四角なので、バンパー部分と路面とは垂直になります。
この形状だと、人を撥ねた時にクルマの衝突エネルギーを100%に近い形で与える事になり得ます。
これがボンネットが突きでていている形状のクルマなら、最初に人に当る部分は、およそ下半身部分。
その後に人を撥ね飛ばすようになるので、生存率は高くなる。
さらにバンパー形状が流線形状であれば、最初のぶつかる人体部分はおよそ、ふくらはぎあたりだから、より生存率が高くなる。

こんなに長々と、対人衝撃に綴るのは、実は過去にボク自身がクルマで人を撥ねた事があり、撥ねられた事もあるからです。
今はクルマを維持できる経済力がないから、自転車がメインだけど、自転車で何回も撥ねられそうになった事があります。
確かにクルマは簡単に運転できるように作られて、それはそれで技術の証ですが、ラクに運転出来るが故にケータイでメールを打ちながら運転してたり、果てはメイクしながら運転している人も見た事がある。
ATでDレンジに入れれば、ペダルに触れずとも勝手に動くから、それを過信して廻りが全く見えてないようだ。
よくあるのは、歩道を横切って車道に出る時・まっすぐの道から右左折する時に、停止線が後ろにあるにも関わらず、車道まで一気に出てくるパターンで、まるで歩行者がいるわけない、という感じで突っ込んでくる。
停止線があるのは、そこで停止しつつ徐行で走らなければ歩行者・自転車に危険だから停止線を引いているのに。
このパターンで、ボクは何度も撥ねられそうになったが、大概が運転手の方がビックリしていて、酷いヤツはボクを「何飛び出してんだ!」くらいの剣幕でこっちを睨む。

こんだけ語っといて何だが、警察の肩を持つ訳ではないけど、自動車事故数は年々減少している事実があります。
特に、登下校の生徒に突っ込んでしまう事件は、10年前に比べれば半数近くに減少しています。
高速バスの事件もそうだけど、連日にわたって一面で報道しなくたっていいんじゃないだろうか?
被災地の現状なんかは、報道特別番組でないかぎり大きく取り上げられなくなった。
別に、交通事故を軽視してるわけじゃないけど、もっともっと報道すべきことは、被災地に山ほどある。
大震災から1年経っても、まだ電気が復旧していない地域があるのに、どうしてそういうことは報道しないのだろう。
ちなみに今日の毎日新聞の一面は「ツアーバス運転手の現状」「携帯代金滞納155万件」「メンタルヘルス検査義務化?」だった。
未曾有の大震災を、わずか1年で風化させようとしている先兵はマスコミである。

2012年02月19日

DとV

去年にNさんと行った308ミーティングで、お話をさせて頂きマイミクになってもらった方の愛車Dinoが、何と!木村カ〇ラちゃんと共演しました。
とりあえず、御覧下さい。



どうですか皆さん。
いや〜ホントに美しいです。
いや、カ〇ラちゃんじゃなくてDinoがです。
そりゃぁ、カ〇ラちゃんも綺麗だけど、Dinoの艶めかしいボディラインには敵いませんって。
何らかの形で現車を見れば、ボクの言ってる事も理解してもらえますから。
これ以上綴ると、カ〇ラファンから集中砲火浴びせられて、炎上してしまうかもしれないので、この辺で。


もうひとつのネタですが、ウチの入り口前スペースが拡大されてバイクが置けるようになりました。
当テナントの契約条項で、道路前スペースは裏のテナントさんと半分ずつ使う事になっています。
ですが、和平会談(?)を経て、ウチが2/3使えることに。
ちょうど、Nさんの友達がヤマハのV−MAXという、ドデカイので来店してくれたので、Nさん所有のセローと一緒にパチリ。
DSCF0635.JPG


こんな感じで、バカデカいハーレーとかじゃない限り、3台は置けます。
バイク乗りの方も、是非是非乗りつけて下さい。
窓際のテーブルなら、自分のバイクを眺めながら、お食事と洒落込むこともできますよ。

2012年02月16日

2/15

今月に入ってから、モーニング営業をしているのもあって、睡眠時間が1日当たり1時間ほど少なくなっている。
その反動なのかは分からないが、昼11時頃まで寝ていました。

んじゃ何しよっかな?と思いつつも、何をしたらいいか分からない。
先週の休みはアクティブだったし、カネも使ったから、今週は質素に過ごさなければ…

カネを使わず、ヒマを潰すには、ご近所の当ブログ準レギュラーのNさんとこに行くのが一番。
いなかったら、店で映画をレンタルで見りゃいいか。
ちょうど、ブルーレイプレーヤーも揃ったから、ブルーレイ大画面をどんなもんか見てみるのも良し。

Nさんとこに行くと、Nさんは飼っているトイプーのウ〇コ掃除をしていた。

「41くん、ヒマなの?定休なのに」
「そうなんですよ、なんでネタ探しにNさんとこに来れば何かしらあるかなと」
「いや〜オレもちょうど41くん誘おうと思ってたんだよ、多分ヒマだと思ってたから」
「何か用事あるんですか?」
「ちょうど、308(フェラーリ)が車検だから、某工場に持ってこうとしててさ、んで41くんと2台で行けばクルマで帰ってこれるじゃん」
某工場とは、クアブロ初回にも出た、スーパーカーをメインとするメンテナンス工場で、知る人ぞ知る工場なのである。
「そりゃぁ、沢山のスーパーカーが生で見れるんだから、仮にオンナとの約束があったって、某工場に行きますよ」
2人とも、オンナいないんだけどね……

「んじゃ行こっか、308運転する?」
「いやいや、このトゥディにしますよ」
「え〜、オレがトゥディ運転するつもりだったのに」
「オーナーが運転しないでどうすんですか?」
「トゥディ乗っちゃうと運転ラクだから、308運転したくないんだよね」
アナタ、オーナーでしょうに……

埼玉方面に2台で向かい、某工場に到着。
早速、黄色いディアブロがメンテ中で、一般車の全開よりも大きい音のアイドリングを響かせている。
内装は、後期インパネに変更して赤革に総張替え。
外観はヴェローチェのフルエアロに、F19R20インチのタイヤ・ホイール。
マフラーはクライスジーク。
うむむむ、カスタム代だけでZ34が楽勝に買えるな、タイヤ・ホイールセットだけでも120万以上するしね。
このディアブロ、オーバーホールで入庫したらしい。
親っさん、いくらぐらいするんでしょうか?ディアブロのオーバーホール。
「まだ金額でてないけど、バルブ代だけで200万かかってるからなぁ」
なんと!バルブだけで新型86(一番安いグレード)が買えてしまいます!
スーパーカー恐るべし、特に12気筒はシャレになりません、トラブった時は。

その横には、ビッカビカのフェラーリ308が鎮座しております。
もはや、コンクールコンディションと呼んでも納得してしまうほどに。
外装は細かい樹脂モールはおろか、下回りまでキレイキレイ。
内装は、言うなれば新車以上のコンディション。
「Nさん、本来の308はこうですよ!」
「別にオレのと、そんなに変わんないよ」
全然違います……細かな部品はダイソーで調達するし、なきゃジョイフル・ホンダで間に合わせちゃうんだもん。

他にも、512bbiが2台、360モデナ、348tbが作業待ち、というか作業は終わってるけどオーナーが取りに来ていない。
おそらく普段の足車でも何台も持っている人達だから、作業が終わってもあくせくしないんだろうね。
348なんてバリモンなのに、書類がないから、部品取り車としてキープしているそうで…

一応、店の宣伝もしたいので、チラシを置かせて頂いた。
これでスーパーカー・オーナーが食べにきてくれるかな?
帰りの道中…
「Nさん、思ったんですけど、オーナーさん達って、修理に出す時に某工場に訪れるんですかね?」
「みんなローダーで取りに来させるでしょ、陸送費なんて痛くもかゆくも無い人達なんだしさ。自走で来るのなんかオレくらいのもんだよ」
「てことは、置いてったチラシは意味ないですね」
「そういうことになっちゃうね」

そして帰路につきましたとさ。





2011年12月11日

東京原動機舞台・運動車競技者編

 さて後編にまいりましょう。スポーツカー編とか言って、ボリュームの関係で前回載せなかった新発売する(した)クルマもご紹介。

 
まずは、新型のVWビートル。(正式名ザ・ビートル)


DSCF0600_8000.JPG
DSCF0601_8013.JPG


 デザイン的にはキープ・コンセプトですね、全てのドイツ車に言える事なんですが。
 先代モデルは期間限定生産でしたが(確かVWの創立何十周記念かでつくられた)新型はカタログ・モデルのようですね。
 印象としては、クライスラーPTクルーザーに近くなったかな?ノーズが伸びて、リヤがシェイプされてます。
 先代は、RR方式のデザインをFF方式で再現したから、いろいろと無理があったけど(エンジンルームが車内にまでくい込み、ダッシュボードが異様に長い等)ノーズを延ばした恩恵で、ダッシュパネルは平面構造のスッキリした感じで運転もしやすそう。


 
続いて、メルセデス3車種


DSCF0588_7879.JPG

 SLS・AMGロードスター。クローズドボディとの最大の違いは、ルーフが無いから当たり前なんだけどガルウイングではないこと。ガルウイングのカッコ良さを採るか、オープンの開放性を採るかですね。
 ちなみにランボルギーニ等のボディ前側に上に開くドアは、ガルウイングドアではなくポップアップドアとなります。ガルは「カモメ」の意味ですから、カモメの羽ばたく姿を模したのがガルウイングドアなのです。

DSCF0589_7893.JPG

 AMG・C63クーペ。恐らくはメルセデスの中で最もスポーティなモデルなC63の最強バージョンであるブラック・レーベル(バーバリーとは関係ありません)

DSCF0590_7905.JPG

 マイバッハ。クラスとしてはロールスロイス級のサルーン。コイツを買える事は究極のステータスで、何故かというと購入するには面接(?)をして合格しなければいけません。どんなにカネを積んでも、暴力団関係者やブラック企業の社長には売ってもらえないのです。ヨーロッパの社交界みたいなもんでしょうか。

DSCF0598_7969.JPG
DSCF0599_7985.JPG

 911カップカー。出来れば、最新型の12年モデル・RSR4.0が見たかったな。


DSCF0596_7932.JPG
DSCF0597_7947.JPG

 ファイナル911の991型。上記の先代(997)とほとんど変わりませんが、リヤの造形が未来的になってる感じ。ホイールベースも伸びて、スポーツよりはGT寄りですね。


DSCF0564_7607.JPG

 ミニWRCモデル。わかりずらいけど、リヤウイングの形状はスゴイことになってます。


DSCF0578_7766.JPG
DSCF0579_7781.JPG

 日産リーフRC。リーフもここまでやるとカッコいいですね。もちろん駆動はモーターで、ラップタイムも意外と速かったりします。


DSCF0583_7844.JPG

 トヨタ86とスバルBRZに積まれる新形エンジン。水平4気筒なのはインプやレガシィと一緒だけど、2gNAで200ps出てるのが、チューニングベースとして火が着くでしょう。NAチューンでもホンダF20に勝てるかどうかが楽しみ。エキマニ形状が水平独特のものだから、4−1エキマニとかで、音色が相当変わる気がします。


DSCF0603_7499.JPG

 レクサスLFAに積まれる、ヤマハ製V10エンジン。なんと、このエンジンは組み上げた職人さんの名前が、プレート状にエンジンに付く!ヤマハの人と話したんですが、これはヤマハ楽器とも共同開発してるそうで、10連スロットル上のインマニチャンバーで、車内に聴こえる官能的サウンドを生み出してるらしい。各部の作りも驚くほど凝っていて、エキマニ・フランジにも肉抜きがされているのが量産エンジンとしては驚異的(500基くらいだけど)何故か何枚撮ってもピンボケになるのは、何かしらの見えないガードがされてるのかな?


DSCF0566_7626.JPG
DSCF0567_7641.JPG

 つい最近、ニュルブルクリンクで市販車最速タイムを叩きだしたLFAニュル・パッケージとスケルトン・モデル。スケルトン・モデルはクルマ好きな人がみたら、驚き続けるくらい精密な作り。これ見ると、4000万近くする価格も安く感じる程にスゴイ。やっぱトヨタ・クオリティは世界一ですね。


DSCF0582_7829.JPGDSCF0581_7815.JPG
DSCF0580_7799.JPG

 スバルBRZのGT300。市販車も出てないのに、300仕様が出ている。最近はこういうパターンが多い(LFAやHSVなど)リヤ・ディフューザー形状なんて、トンデモないことになっちゃってます。来シーズンのスーパーGT・300クラスはJAF・GT車両の巻き返しが楽しみです。

 ランボルギーニ・フェラーリ等のスーパーカー会社が出展してなかったのは残念でしたが、日本市場の現状を考えれば仕方ないですね。同じアジア市場の中国では、自動車ショーにバンバン出てるし、チャイナ・リミテッドなる、中国限定モデルが発売されるほどですから。
 次に見に行くクルマ・ショーは年明けのオートサロンかな(何故か毎年プレス・ディに行けている)

2011年12月08日

東京原動機舞台

DSCF0552.JPG


 東京モーターショー2011に行ってまいりましたよん。前編・後編に分けてレポートいたしますが、とりあえず前編は、近い未来のクルマや面白フォトを中心にお送りします。
 後編はスポーツカー(レース車両含む)編として、ブログネタが尽きぬように回数を稼ぎつつも、内容が面白くなるよう鋭意製作予定。(あくまで予定)

 とりあえず、モーターショー開催も残りは週末の3日間。金曜休みって人は中々いないと思うので、先に行った者として会場までのアクセスでのアドバイス。
 クルマ繋がりの知人3人で、クルマであきる野を後にしたのが午前9時ごろで、現地に着いたのは12時。
 レイブリから台場出口までは順調だったんだけど、駐車場をどうするか?てことで時間を大幅にくってしまい、会場到着が予定よりも相当遅れました。
 まず、ビッグサイト駐車場は即満車になるし、周辺駐車場も大混雑。平日でも混雑してるほどだから、週末なんかでは現地に着いてもクルマを置くのに3時間はかかるでしょう。実際に、先週末にクルマで行った人の話では4時間近くかかったそうです。
 クルマのショーなんだから、愛車で行きたいのはやまやまですが、電車などの公共交通機関で行った方が確実に予定時間に着くし、ショーを見終わった後にお台場に行くことも可能です。
 
 次にチケット。これは確実に前売り券を買っておきたいところ。前述した方の話では、チケットを買うのにも1時間並んだそうで(驚)前売り券と言ってもショー自体は開催されてるので安くはなりませんが、現地で並ぶ時間を回避できます。絶対に前売りを買いましょう。

 再三の忠告にも関わらずクルマで来ちゃった人は、帰りも大渋滞なのを覚悟してください。
 あくまでも西多摩近辺に住んでいる人が対象だけど、帰り道ではレイブリでハンパない渋滞に巻き込まれますから、レイブリ経由で4号線に行くのでなく、9号もしくは7号(C2)で大きく迂回して、池袋方面から中央道に入る方が、時間的には早い(と思う)
 走行距離とガソリンはかなり差が出るけど、渋滞に巻き込まれるとトイレにも行けないし、なんたってイライラして車内が険悪モードになってしまい、そこから別れ話に発展、なんてのも有り得ます。
 オートマで首都高をあまり走った事の無い人は、トイレ我慢を覚悟してレイブリ経由。
 マニュアルは、絶対に7号・9号経由で帰りましょう。

 能書き(?)も終わったところで、クルマ・クルマらしきものの御紹介

DSCF0553.JPG

実物大(?)マックイーン



DSCF0554.JPG

マギー審司のクルマか?



DSCF0557.JPG

CM撮影で使われた鉄人28号もいました(180cmくらい)



DSCF0562.JPG

壁にへばりつくミニ・クーペ



DSCF0570.JPG

メタボな人も安心(?)電動ビークル



DSCF0569.JPG

ガルウイング・ドアの奥には液晶パネル



DSCF0571.JPG

硬木加工した材木でカスタムしたミゼットU



DSCF0572.JPG

VWブースにあったEVカー 昔のメッサーシュミットっぽい



DSCF0574.JPG

セミ・オーダーメイドで、現地で製作して販売していたトミカ
もちろん、お子さん達は大喜び



DSCF0575.JPG

ダカール・ラリーに出た本物の日野トラック



DSCF0576.JPG

日本で初めて製作されたバス



DSCF0604.JPG

自転車みたいな、ネオ・レトロチック デザインのヤマハ・萌木



DSCF0561.JPG

これメチャクチャカッコいい BMW・i8
3年以内に発売するそうだけど、このドアは再現できないよな



DSCF0577.JPG

次期アテンザと噂の、マツダ KODOU(鼓動)
ボディの大きさはロールスロイスくらいあったなぁ



DSCF0585.JPG

次期レガシィのデザイン・ステディらしいが
この電動ガルウイングは無理だよな



DSCF0587.JPG

メルセデスの125周年記念コンセプトカー
これぞ、究極のガルウイング!



DSCF0594.JPG

あのビートが帰ってくる!
ボディはMR−Sくらいかな



DSCF0568.JPG

DSCF0586.JPG

今回のモーターショーの目玉
トヨタ86・スバルBRZ(兄弟車)


後編のモータースポーツ編に続きます…